商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2009/02/20 |
JAN | 9784791764662 |
- 書籍
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世界残酷物語(上)
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世界残酷物語(上)
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古代ローマの人たちはコンクリートを活用し、公衆トイレや公衆浴場など優れたインフラストラクチャー(社会基盤)を築いていた。一方で、その歴史は犯罪と暴力と謀略に満ちていた。 ナザレのヨシュアが創生し、後にパウロによって洗練されたキリスト教は、マイノリティ(少数派)の時代は常に排他...
古代ローマの人たちはコンクリートを活用し、公衆トイレや公衆浴場など優れたインフラストラクチャー(社会基盤)を築いていた。一方で、その歴史は犯罪と暴力と謀略に満ちていた。 ナザレのヨシュアが創生し、後にパウロによって洗練されたキリスト教は、マイノリティ(少数派)の時代は常に排他と迫害に遭っていた。しかし権力を握ると、教皇の地位安定に不都合な相手を異端として排他し迫害した。 18世紀に始まった産業革命は国を富ませた。一方で貧富の差は拡大し、個人による犯罪が増加した。 教科書で学ぶ歴史は「上澄み」。その底には、謀略と暴力と殺戮の歴史が沈殿している。そしてそれらが行われるたびに登場するキーワード「確信人間」と「魔術的思考」。これらへの理解が広まれば、戦争や犯罪の抑止に繋がるのか。 記録され残された史料を元に異色の批評家が綴る"罪"の人類史! 上巻は古代・中世・近代までを収録。原著の刊行は1984年なので、それ以降に発見された史料によって更新された史実もあるので、そことの相違には注意が必要。 「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるが、本書は「事実は小説よりも残酷なり」を示している。本書でまとめられている史実に比べ、創作で描かれる残酷行為がいかに生易しいか! 逆に言えば、創作における悪役や悪徳の描写について、本書は格好の参考書になるだろう。
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何を考えたのだか、「斜め方向に発情中の中高生の友」コリン・ウィルソン御大の本を、ひさしぶりに手に取ってしまった。 面白いのだけど、上巻のほとんどを占める「世界史ダイジェスト版」は必要なかったのではないかと思う。世界史の教科書から殺人シーンを抜いてきたようで。こうなるとどうしても横...
何を考えたのだか、「斜め方向に発情中の中高生の友」コリン・ウィルソン御大の本を、ひさしぶりに手に取ってしまった。 面白いのだけど、上巻のほとんどを占める「世界史ダイジェスト版」は必要なかったのではないかと思う。世界史の教科書から殺人シーンを抜いてきたようで。こうなるとどうしても横綱はローマ皇帝になってしまい、どこかで読んだようなローマ皇帝の悪行三昧を読み直すことになる。 18世紀ごろから、いつものコリン・ウィルソン。イギリスの陰惨な殺人事件の記録が進んでいきます。 どうしようかなあ。下巻読むかどうしよう。読まないと気持ち悪いけど、今さら20世紀アメリカのシリアルキラーの伝記を読んでもしょうがない気がする。
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古代・中世・近代にかけ、あらゆる犯罪(理性による)が満員電車のようにぎゅうぎゅうに網羅し、描写してある本です。 それにしても、よくここまでして気が狂わなかったなあ、と思いました。
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