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考える人 新潮文庫
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考える人 新潮文庫

坪内祐三【著】

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考える人 新潮文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/01/28
JAN 9784101226330

考える人

¥523

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2023/12/24

ちょっと難解だけど、たぶん 1 度といわず読み返したほうが味が出てくる気がする。神谷美恵子や深代惇郎の著作を読んでみたくなった。

Posted by ブクログ

2020/02/08

坪内祐三(1958~2020年)氏は、早大文学部卒、雑誌「東京人」の元編集者で、コラム、書評、評論などを手掛けたライター。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞(2001年)している。 本年1月13日、心不全で亡くなった。享年61歳。 私が最初に坪内氏を知った...

坪内祐三(1958~2020年)氏は、早大文学部卒、雑誌「東京人」の元編集者で、コラム、書評、評論などを手掛けたライター。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞(2001年)している。 本年1月13日、心不全で亡くなった。享年61歳。 私が最初に坪内氏を知ったのは、2005年に『新書百冊』(新潮新書/2003年出版)を読んだときである。その後、無類の本好き・神保町好きである坪内氏はいつも気になる存在であった。私が月に数回は訪れる神保町の東京堂書店に、坪内氏のセレクトブックコーナーが設けられていたことも、身近に感じる背景になっていたと思う(残念ながら、東京堂書店でお見掛けすることはなかったが。。。)。 今般の訃報に接し、本書を久し振りにパラパラとめくってみた。 本書は、雑誌「考える人」の創刊号(2002年夏号)から2006年春号にかけて16回連載されたもの一冊にまとめたもので、2006年に出版され、2009年文庫化されたが、残念なことに既に絶版となっている。(雑誌「考える人」も2017年に休刊。「Webでも考える人」は継続中) 本書で驚くべきは、取り上げられた16人の顔ぶれであろう。小林秀雄、田中小実昌、中野重治、武田百合子、唐木順三、神谷美恵子、長谷川四郎、森有正、深代惇郎、幸田文、植草甚一、吉田健一、色川武大、吉行淳之介、須賀敦子、福田恆存。最も早く亡くなったのは深代惇郎(1975年)、最も遅かったのは田中小実昌(2000年)であるが、この25年の間で、これを上回る「考える人」たちを選ぶことはなかなか難しいのではないだろうか。(寺山修司、白洲正子などもいるが。。。) 私は10年前に本書を読んだとき、(不覚にも)長谷川四郎や深代惇郎は名前すら知らなかったし、名前は知っていても著書を読んだことがない人も多数いたのだが、とても興味深く読み進めることができたのは、本書が、これらの人びとの単なる紹介文ではなく、著者がそれぞれにとても強い愛情を抱いており、それを飾らない表現で綴っているからなのだと思った。 本書を読んだ後、幾人かの著書を手に取ったし、更に、(坪内氏には及ぶべくもないが)自分版「(現代の)考える人」を選ぶとしたら誰になるだろうなどと思いながら、読書を広めていくようになったという意味においても、いいきっかけを与えてくれた一冊であった。 (2009年5月了)

Posted by ブクログ

2018/10/14

評伝の参考として。相変わらずのツボウチ節だなぁと思いつつも、一気に読了。 いくつか気になる人・本あり。これは今後の課題。 テーマを決めての評伝なので、それぞれの人物への私淑度が足りない(愛は感じる)様にみえるが、これもまたひとつのスタイルなのだろうな。

Posted by ブクログ

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