商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/01/28 |
JAN | 9784062152075 |
- 書籍
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千世と与一郎の関ヶ原
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千世と与一郎の関ヶ原
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商品レビュー
3.3
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細川忠興の嫡男・忠隆とその妻で前田利家の娘・千世のお話なのですが、さすがにこの二人で一冊を書くのは難しいと思われ、ほとんどが幽斎と忠興などの細川家の人々の話や時代背景に終始します。忠隆や忠興の弟・興元、忠興の次男・興秋などの運命を知るのもいいかもしれません。 2010.04.2...
細川忠興の嫡男・忠隆とその妻で前田利家の娘・千世のお話なのですが、さすがにこの二人で一冊を書くのは難しいと思われ、ほとんどが幽斎と忠興などの細川家の人々の話や時代背景に終始します。忠隆や忠興の弟・興元、忠興の次男・興秋などの運命を知るのもいいかもしれません。 2010.04.28読了
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佐藤雅美せんせいの身もふたも無い 戦国時代劇 主人公はだらしなく、時代も読めず その妻も自分勝手であるが、それほど強い 自我があるわけでもなく、ただ周囲の流れ に翻弄されて・・・幸せな一生とは思えません 与一郎の父、細川忠興は自分大好きのエゴの 塊に描かれていますが・・・この間...
佐藤雅美せんせいの身もふたも無い 戦国時代劇 主人公はだらしなく、時代も読めず その妻も自分勝手であるが、それほど強い 自我があるわけでもなく、ただ周囲の流れ に翻弄されて・・・幸せな一生とは思えません 与一郎の父、細川忠興は自分大好きのエゴの 塊に描かれていますが・・・この間読んだ本 では忠興の父、細川幽斎が嫌なやつだった 幽斎の本も先月よんだので、三代読破(笑)
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豊臣から徳川へと天下人の座が移る過程で、歴史の波に翻弄された細川家の嫡男・与一郎忠隆と妻・千世(前田利家の七女)が主人公。関ヶ原の合戦の際、父・忠興の妻・ガラシャは石田三成の人質となることを拒んで死を選んだが、千世は逃げる。このことや徳川家への人質となっていた与一郎の弟・忠利が秀...
豊臣から徳川へと天下人の座が移る過程で、歴史の波に翻弄された細川家の嫡男・与一郎忠隆と妻・千世(前田利家の七女)が主人公。関ヶ原の合戦の際、父・忠興の妻・ガラシャは石田三成の人質となることを拒んで死を選んだが、千世は逃げる。このことや徳川家への人質となっていた与一郎の弟・忠利が秀忠に可愛がられていたことなどから、徳川政権下での細川家の存続・繁栄を重視した忠興は忠隆を廃嫡し、家を忠利(熊本藩初代藩主)に譲る。忠隆はその後、京で文化人として名をなす。 関ヶ原と細川家といえば、ガラシャや忠興、幽斎に光が当てられるが、忠隆に焦点を合わせたのがユニークでいい。なお、決戦場を関ヶ原としながら大垣城に兵を残した点など三成の武将としての力量不足、また、秀次処分に関して三成らの我欲を厳しく指弾している。
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