商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2009/02/20 |
JAN | 9784791764679 |
- 書籍
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世界残酷物語(下)
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世界残酷物語(下)
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近代に入り、文明の発展が一段と進むと、犯罪集団は組織として洗練され、表の社会に強い影響力を持つようになる。一方の個人に目を向けると、かつて貴族や権力者によるものだった、衝動的犯罪や自己実現を目的とする犯罪を行う市民が増加する。貧困や不満だけではない、人を犯罪へと走らせる因子とは...
近代に入り、文明の発展が一段と進むと、犯罪集団は組織として洗練され、表の社会に強い影響力を持つようになる。一方の個人に目を向けると、かつて貴族や権力者によるものだった、衝動的犯罪や自己実現を目的とする犯罪を行う市民が増加する。貧困や不満だけではない、人を犯罪へと走らせる因子とは――? 下巻は1970年代までの近現代の犯罪史を俯瞰する。そして続く第2部では、犯罪行為の核心である、人を犯罪へと走らせる「暴力の心理」について、これまでの仮説を紹介しつつ、人が暴力に走る過程を考察していく。そのパターンは複数あるが、共通している、つまり歴史を通して変わらないのは、犯罪者とは己の欲望や感情を抑え律しきれない人、だということだ。正義感も暴走すれば犯罪や暴力活動の動機となるように。 逆に言えば、犯罪の抑止とは、欲望や感情を制御する術を身に着けた人を増やすことである。その方法については、本書が参考になるかもしれない。
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