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Xの悲劇 角川文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/01/23 |
JAN | 9784042507154 |
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Xの悲劇
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商品レビュー
3.9
66件のお客様レビュー
母の薦めで不朽の名作を読んでみた。 まあ若干、そんなことできる?バレない?なんて思うトリックもあったけど、最後の最後まで見逃すことができない展開で、面白かった!ページをめくる手が止まらないとはこのこと。 それにしても全然犯人が分からなかったな。「Y」では見破れるかな。
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精密なロジック、個性豊かな登場人物、終盤の謎解きで一気にクライマックスへ。解決までの途中がやや読むのに疲れる。本格ミステリに慣れていないだけか。
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作中人物の「エラリー・クイーン」が好きなので、悲劇四部作を読まずにクイーン好きを自称していた私だが、一念発起して『Xの悲劇』から読んでみることに。 『X』単独の感想としては、やっぱりエラリーがいなきゃつまんないというのが正直なところで、意外な犯人、アクロバティックとさえいえる...
作中人物の「エラリー・クイーン」が好きなので、悲劇四部作を読まずにクイーン好きを自称していた私だが、一念発起して『Xの悲劇』から読んでみることに。 『X』単独の感想としては、やっぱりエラリーがいなきゃつまんないというのが正直なところで、意外な犯人、アクロバティックとさえいえる計画殺人、鮮やかな論理展開、そのどれも素晴らしいけれど、現代読者の私からするとどこかで(というか国名シリーズで)すでに体験済であり、さほどワクワクしなかった。 ただこのシリーズは、四作読むととても感動するらしいので、これに懲りず続きも読むつもり。操られる人形ではなく人形遣いの側になってみたいのだと不穏な発言をしているドルリー・レーンは、後期クイーン的問題の萌芽を孕んでいそうであるし、翻訳家の越前敏弥さんがどこかで、シリーズを通してサム警視とブルーノ検事に注目と述べておられたのも記憶にある。私はエラリーも好きだけど、作家クイーンが一作生み出すごとにあれこれ工夫したり実験したり哲学したり迷走したりしているように見える様にも興味があり、そういう意味ではやっぱりクイーンが好きである。悲劇四部作制覇後、ネタバレを気にせずいろいろなミステリー評論を読むのも楽しみにしている(いつになることやら)。
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