商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/01/01 |
JAN | 9784167757014 |
- コミック
- 文藝春秋
アドルフに告ぐ 新装版(文庫版)(1)
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アドルフに告ぐ 新装版(文庫版)(1)
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商品レビュー
4.6
29件のお客様レビュー
手塚治虫のアドルフに告ぐ。ヒトラーがユダヤ人だったらという究極のタブーをストーリーの軸に設定して昭和10年代の大戦前夜からストーリーを展開する。最初はドイツ、次いで日本の神戸と舞台を移しながら2・26事件や盧溝橋事件、当時の日本の雰囲気を伝えながら、共に日本で暮らすドイツ人の少年...
手塚治虫のアドルフに告ぐ。ヒトラーがユダヤ人だったらという究極のタブーをストーリーの軸に設定して昭和10年代の大戦前夜からストーリーを展開する。最初はドイツ、次いで日本の神戸と舞台を移しながら2・26事件や盧溝橋事件、当時の日本の雰囲気を伝えながら、共に日本で暮らすドイツ人の少年とユダヤ人の少年関係を描く。 これだけ書いただけで舞台設定からして素晴らしすぎるのだけれど、これって手塚治虫が1人で考えたんだろうか。すごすぎる。 神戸の洪水もストーリーに絡んでくるんだけれど、これは谷崎の細雪にも登場する有名な出水で、三宮が水に浸かったというんだから、それだけ被害が大きかったし、関西の人には記憶に残る洪水だったんだろう。
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漫画なんだけど重厚感あっておもしろい。 2人の友情がどうなっていくのか気になるし、 謎が多くて先が気になる。
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宝塚に在る「手塚治虫記念館」を訪れる予定ができた。 漫画好きを自称しながらも、実はこれまで手塚治虫の作品をまったく読んだことがない私。記念館を訪れる前に、少なくとも一作は読破しようと考え、あれこれタイトルを巡るうち、かつて父が本作を薦めてくれたことを思い出した。 当時は「ナチス」...
宝塚に在る「手塚治虫記念館」を訪れる予定ができた。 漫画好きを自称しながらも、実はこれまで手塚治虫の作品をまったく読んだことがない私。記念館を訪れる前に、少なくとも一作は読破しようと考え、あれこれタイトルを巡るうち、かつて父が本作を薦めてくれたことを思い出した。 当時は「ナチス」や「ヒットラー」がテーマと聞くと、もう手が出なかった。重苦しい作品であることは明らかだし、世界史に対する興味がとにかく薄かった。 しかし、当時から数年経った今になって、「最初に読むなら絶対にこれ」という運命じみた縁を感じたのだ。記念館訪問を控えたこのタイミングを逃せば、おそらく一生読まないだろう気がして、近場の図書館で2巻まで借りた。 …難しい話だろう。途中で投げ出しそうな気がする。 そう思いながら、えいやと開いたのだが、30分後には無我夢中でページをめくっている自分が居た。 高揚のあまり、眠気を忘れたのはいつぶりだろう。 これは、今年出会った作品の中で早くもベストに入るかもしれない。 今は三巻、四巻の入手を待ち侘びている。
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