商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/12/20 |
JAN | 9784103110118 |
- 書籍
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記憶の中の源氏物語
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記憶の中の源氏物語
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
これほど分厚い本だとは思わなかった。 図書館で手にして、ちょっと憂鬱になったくらい。 が、内容も本の厚さに比例して、豊富で重厚。 時代を追って、源氏物語がどのように読み継がれたか 詳細に記載されている。 ざっと読める本ではないし、 ざっと読んでしまってはもったいない。 ゆっく...
これほど分厚い本だとは思わなかった。 図書館で手にして、ちょっと憂鬱になったくらい。 が、内容も本の厚さに比例して、豊富で重厚。 時代を追って、源氏物語がどのように読み継がれたか 詳細に記載されている。 ざっと読める本ではないし、 ざっと読んでしまってはもったいない。 ゆっくりと一語ずつ噛みしめて読みたい。 それだけの内容がある、と思う。 源氏物語そのものの内容について、ではなく、 千年以上も前に書かれた 天皇制を揺るがすような恐ろしい内容を含む物語が 禁書にされることも、否定されることもなく 大手を振って読まれてきたのは何故か 綿密な研究に裏付けられた内容にため息。
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細かい文字であとがきを入れて500ページとかなりのボリューム。歴史を追ってその中で「源氏物語」がどう生きてきたかが書かれている。「源氏物語」の文学への影響は感じていたが、権威や歴史へも影響し単純に千年も読み継がれてきたものではないことを知る。青海波の舞、信長、秀吉、家康、7度もの...
細かい文字であとがきを入れて500ページとかなりのボリューム。歴史を追ってその中で「源氏物語」がどう生きてきたかが書かれている。「源氏物語」の文学への影響は感じていたが、権威や歴史へも影響し単純に千年も読み継がれてきたものではないことを知る。青海波の舞、信長、秀吉、家康、7度もの書写をした書写狂いの松平定信、国芳も登場する幕末源氏ブームの頃、明治で消し去られるかと思いきやの復活、与謝野、谷崎の現代語訳。その他興味あることが書かれていた。歴史とともにどのような人々に読まれ、愛され、利用され、非難され千年紀を迎えたか。「源氏物語」に歴史ありだ。
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松平定信が源氏物語を7回も書写していたとは知らなかった。 親も夫も自分も源氏物語まみれの人生らしいが、それにしても売れそうにもない本を3800円の値段で新潮社が売り出す理由は何だろう? 真面目な本ではある。
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