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自爆する若者たち 人口学が警告する驚愕の未来 新潮選書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/12/20 |
JAN | 9784106036279 |
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自爆する若者たち
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自爆する若者たち
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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
ずいぶん過激なタイトルだと思ったが、確かにありうる話だし、統計的に有意だとしたらとんでもないことだと思った。若者が多すぎると火種になるとは。この火種をうまく活用できれば経済成長が望めるんだろうが、政治が不安定だと、破壊力に繋がってしまう。しかし、出生率が何で決まってくるのかはわか...
ずいぶん過激なタイトルだと思ったが、確かにありうる話だし、統計的に有意だとしたらとんでもないことだと思った。若者が多すぎると火種になるとは。この火種をうまく活用できれば経済成長が望めるんだろうが、政治が不安定だと、破壊力に繋がってしまう。しかし、出生率が何で決まってくるのかはわからなかった。 出生率の低さで苦戦している先進国は何が問題なのだろうか?
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ユース・バルジという考え方は、いま起こっている問題を説明する上で有用であると感じた。 例えば、ミャンマーで軍部が起こしたクーデター。 NHKスペシャルによれば、軍部は既得権益と強く結びついており、上層部は大きな利益を得ているそうだ。 彼らにとっては限られたパイを独占することが重...
ユース・バルジという考え方は、いま起こっている問題を説明する上で有用であると感じた。 例えば、ミャンマーで軍部が起こしたクーデター。 NHKスペシャルによれば、軍部は既得権益と強く結びついており、上層部は大きな利益を得ているそうだ。 彼らにとっては限られたパイを独占することが重要であり、民主政権など邪魔なのだろう。 米軍のアフガニスタンからの撤退も一例である。 意外に感じるが、アフガニスタンは出生率が非常に高く、兵士になり得る多くの若者を抱えている。 アメリカとは人的資源が違いすぎたのだ、 一つ興味を持った点として、ユース・バルジを経験した国は、それが収まった後に高齢化に悩まされるのではないか、ということだ。 中東やアフリカ、南米といった国々が経済的に発展することなく、高齢化に悩まされることになるとすると、世界的な大きな問題なのではないだろうか。 日本よりも出生率が低いヨーロッパ諸国の将来にも興味を惹かれる。 とにかく、今後も各国の人口統計には注意を払っていこうと思う。
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人口に占めるある世代の割合が一定以上に膨張する(=ユース・バルジ)と、その世代は権限や居場所を求めてテロや革命を起こすという、人口と暴動の関連性に着目した書籍。テロの原因は貧困という風に思っていたが、欧米の決して貧乏では無い若者がISに参加したり、人口爆発を起こしている国で社会が...
人口に占めるある世代の割合が一定以上に膨張する(=ユース・バルジ)と、その世代は権限や居場所を求めてテロや革命を起こすという、人口と暴動の関連性に着目した書籍。テロの原因は貧困という風に思っていたが、欧米の決して貧乏では無い若者がISに参加したり、人口爆発を起こしている国で社会が不安定なのは、この説を裏付けているのかも。日本の団塊の世代はこれに当てはまらない程度の膨張だったが、それでも学生闘争は活発だった。居場所がないという意味ではオウム真理教に走る若者がいたのは最近のことだ。この法則だけではないのだろうが、これで世界を眺めてみると興味深い。子供や若者の数が少なくなれば、戦力を維持することが難しくなる。若者を死なせることができない軍隊になる。アメリカはまさにこの状態。この限りでは、将来の中国はそれほど危険ではないと言えるかも。新たな視点をくれる一冊。
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