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のぞく 義母奴隷・姉妹奴隷 フランス書院文庫
764円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2009/01/10 |
JAN | 9784829616130 |
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のぞく
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のぞく
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作者の集大成と言うべき醜悪の寝取られ
覗きと寝取られをテーマに短編集で作を重ねてきた作者が本作を以てその集大成と考えたかどうかは分からないし、これで最後だからと集大成を意図したのかも分からないが、作者のフランス書院文庫における唯一の長編によってテーマは集大成のごとく網羅され、同時に最後の作品として集大成ごとき濃密さを...
覗きと寝取られをテーマに短編集で作を重ねてきた作者が本作を以てその集大成と考えたかどうかは分からないし、これで最後だからと集大成を意図したのかも分からないが、作者のフランス書院文庫における唯一の長編によってテーマは集大成のごとく網羅され、同時に最後の作品として集大成ごとき濃密さを孕んでいる。 主人公の立場で見た場合、大体において寝取られは胸糞悪いものである。この意味において本作はかな~り胸糞悪いと言わねばなるまい。高校生の主人公が親友だと思っていた同級生〈和也〉はそれだけの悪童にして卑劣漢である。何か恨みがあっての復讐というでもなく、単に快楽を追求しているとしか思えないだけに質が悪く、主人公の周辺女性を根こそぎ平らげて嘲ることさえもその快楽の一部に思えてくる。 寝取られ作品との印象から読み始めると意表を突かれる序盤。義兄たる主人公ラヴだったのにいつしか和也に心身を奪われてしまう中盤。主人公が警戒するも後の祭りとばかりに以前から堕ちていた終盤。義母・義妹・義姉が和也に寝取られていく経緯は様々である。その過程を描くこともあれば完堕ち後のさらなるエスカレートも。ダイジェストを交えて端的に説明しつつ、官能描写とそれを目の当たりにして嫉妬と敗北感、後には絶望感に打ちひしがれる主人公に頁を割いている。そして、他の同級生をも加えて酒池肉林とばかりに責め立てる官能的クライマックスも用意されている。 ほぼ全編に渡って当然ながら主人公は手を出せないし、お零れ頂戴程度に宛がわれて刹那の快楽を得るのみである。覗きにおいても偶然に目撃したと言うより和也の言に従ってクローゼットなどに潜んでいたら目を覆うばかりの痴態が繰り広げられたパターンが多く、そんな主人公の所在をヒロインにも知らされていたりする。主人公のみならずヒロイン達の心も蝕む和也である。 なお、終盤では和也の従妹が出てくるが、高飛車な態度ながら実は既に和也へ隷属している。自身の親族もターゲットにしているのだが、主人公と同じ境遇ながら何故か和也の義母は蚊帳の外で不思議な気もする。さすがに詰め込み過ぎになるだろうし、物語もブレるといった判断だろうか。
DSK