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ローマ亡き後の地中海世界(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/12/20 |
JAN | 9784103096306 |
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ローマ亡き後の地中海世界(上)
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商品レビュー
4
26件のお客様レビュー
(「BOOK」データベースより) 「パクス・ロマーナ」が崩れるとはどういうことか。秩序なき地中海を支配したのは「イスラムの海賊」だった。衝撃的な、『ローマ人の物語』のその後。
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暗黒の時代と呼ばれるローマ後の世界。巻末の年表はオドアケルによるローマ帝国滅亡から始まっている。 内容はシチリアを中心にしたイスラム海賊史がメイン。
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塩野七生 「 ローマ亡き後の地中海世界 」 ローマ帝国滅亡後の地中海通史=キリスト教とイスラム教の対立史。サラセンのシチリア征服(イスラム勢力の拡大)〜ノルマンコンクエスト(キリスト教国家の反撃)まで。 印象に残るのは シチリアとヴェネツィア。 シチリアの通史〜イスラム化...
塩野七生 「 ローマ亡き後の地中海世界 」 ローマ帝国滅亡後の地中海通史=キリスト教とイスラム教の対立史。サラセンのシチリア征服(イスラム勢力の拡大)〜ノルマンコンクエスト(キリスト教国家の反撃)まで。 印象に残るのは シチリアとヴェネツィア。 シチリアの通史〜イスラム化、ノルマンコンクエスト、ノルマン王朝におけるイスラム教とキリスト教の共生の歴史〜は 未来的な感じがする。ヴェネツィア については 著者の「海の都の物語」を読もうと思う。 ノルマンコンクエストの成功要因を *イスラム教徒間の宗教的な内紛(同一宗教内の対立) *地中海経済の共有を目的とした キリスト教国家間の協力 としたことに 現代にも通じる普遍性を感じた シチリアの歴史 *サラセン(北アフリカのイスラム教徒)の海賊→シチリア制圧(シチリアのイスラム化)→教会のモスク化 *ノルマンディー人が再征服(ノルマンコンクエスト)→シチリアがキリスト教国家へ *シチリアのノルマン王朝〜キリスト教国家とイスラムの家の共生 イスラム教 *世界には「イスラムの家」と 「戦争の家」しかない *「イスラムの家」に属する者の責務は「戦争の家」に行って「イスラムの家」を拡大すること *イスラム教には 国家概念がない→国家概念がないので 税金をとれない→寄付 と 被支配者への税により、イスラム共同体を運営 *イスラムの寛容により シチリアには キリスト教徒が 「平和の確立は 軍事ではなく、政治意志である」 平和は 求め祈っただけでは実現しない〜乱そうものなら タダでは置かないと言明し〜実行して初めて現実化する
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