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自らの身は顧みず
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自らの身は顧みず

田母神俊雄【著】

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自らの身は顧みず

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ワック
発売年月日 2008/12/10
JAN 9784898311288

自らの身は顧みず

¥1,540

商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2018/12/08

航空幕僚長という多忙な職にあった著者が、罷免後間もない時期にこれだけ内容の濃い著作を発表したことに驚かされる。自衛隊は、人材豊富である証左だ。内容自体は、他の有識者の既出文献からの引用が多いのだろうが、自らの経験に基づく力強い主張と熱意には感心させられた。著者には、今後の日本再生...

航空幕僚長という多忙な職にあった著者が、罷免後間もない時期にこれだけ内容の濃い著作を発表したことに驚かされる。自衛隊は、人材豊富である証左だ。内容自体は、他の有識者の既出文献からの引用が多いのだろうが、自らの経験に基づく力強い主張と熱意には感心させられた。著者には、今後の日本再生の一翼を託したく、今後の更なる活躍を期待したい。

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2017/10/03

お騒がせ元航空幕僚長の田母神俊雄氏の歴史認識、日本の防衛等についての自論のオンパレード。 内局(背広組)と制服自衛隊の意思疎通の悪さなど防衛省・自衛隊の内情を伝えてくれていることや、制服自衛官のモチベーションの重要性の指摘や幹部学校への留学生誘致の提案などの日本の防衛政策に与える...

お騒がせ元航空幕僚長の田母神俊雄氏の歴史認識、日本の防衛等についての自論のオンパレード。 内局(背広組)と制服自衛隊の意思疎通の悪さなど防衛省・自衛隊の内情を伝えてくれていることや、制服自衛官のモチベーションの重要性の指摘や幹部学校への留学生誘致の提案などの日本の防衛政策に与える示唆など、有益な内容がまったくないわけではないが、著者の歴史認識論を中心に独善的かつ自己陶酔的な内容が目立って、読むに堪えなかった。 歴史認識に関する記述についていうと、南京事件等を否定する根拠が薄弱であること、安易なコミンテルンの陰謀論に陥っていること(なにがしかの工作はあっただろうが、最終的に意思決定したのは当時の日本政府であることを無視)、「日本だけが侵略したわけではない」→「日本は侵略していない」という論理の飛躍、都合の悪い事実の無視など、とても信頼できる内容ではないと感じた。過去にあったことはあったことで認めることと、現在の日本が良い国だと認識することは、決して矛盾しないと思うのだが、著者のような人は、少しでも過去の日本の侵略行為等を認めたら、即、日本は悪い国であり誇りが持てなくなるという短絡的な発想から逃れらないようだ。

Posted by ブクログ

2016/01/18

一言で表すと「おしい」。GHQによる公職追放で消えた20万人の穴は左翼思想派で埋め合わせたことが自虐史観を生んだ、とか、日本軍の満州統治開始以降満州の人口は増え続けた(だから日本軍の統治は民主的で平和的だった)、など、真偽は別として面白い理論を展開しているのに、それ以外の派手な文...

一言で表すと「おしい」。GHQによる公職追放で消えた20万人の穴は左翼思想派で埋め合わせたことが自虐史観を生んだ、とか、日本軍の満州統治開始以降満州の人口は増え続けた(だから日本軍の統治は民主的で平和的だった)、など、真偽は別として面白い理論を展開しているのに、それ以外の派手な文言が台無しにしてる。日本は戦後の思想教育で「軍は必ず暴走する」と植え付けられたと批判しておきながら、「軍は国家の大黒柱」と美化するのは誤解を生む気がする。核所有や武器輸出開放に関しても、「日本人は世界に誇るべき民族」と言うなら、率先して非核や非暴力を貫き続けるところに美徳があるのでは。子孫に誇れるような選択をしなくてはならんと思った。

Posted by ブクログ

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