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光源氏になった皇子たち 源高明と章明親王の場合
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光源氏になった皇子たち 源高明と章明親王の場合

西穂梓【著】

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光源氏になった皇子たち 源高明と章明親王の場合

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 郁朋社
発売年月日 2008/12/04
JAN 9784873024189

光源氏になった皇子たち

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2019/06/24
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主人公・章明親王は醍醐帝の第13皇子。堤中納言の孫とは言え、かなり地味な皇子様。父帝対面は2回だけという。かたや源高明は雅子内親王の同母弟で才色兼備のキラキラ皇子。すわBLかと焦ったが早トチリであった(笑) あの村上帝の「天徳内裏歌合(960年)」が「源氏vs摂関家」の側面を持っていたとは。寒い寒い。 あと、花山期の藤原義懐の手腕って、中々見かけないので貴重かも。 でも読んで終わってみると、やっぱり「廃斎王・済子女王と平致光の密通騒動」がメインな感じだなあ。まだ章明は済子の父親だけど、キラキラ高明なんか、2年で帰京したのにその後日談とかは全然スルーだし。 寧ろ、チョイチョイ幼少期から出てくる「隣家の香子」こと後の紫式部の方が存在感あり。物語る者は強し、かな。 あと、お馴染みの摂関家の面々の中では、道隆妻の高階貴子の下卑た感じが目立ってた。大抵の本では「才色兼備」としか出てこないのにね。

Posted by ブクログ

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