商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/12/05 |
JAN | 9784163276700 |
- 書籍
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サンタ・エクスプレス
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サンタ・エクスプレス
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商品レビュー
3.7
37件のお客様レビュー
再読。短編集なんで、軽く読めました。 1番好きなのは、サンタエクスプレスかな。こういうサプライズっていいですね。 あっつあつの、ほっくほくも好き。
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- ネタバレ
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短篇集「季節風」シリーズの冬。冬に準じた12篇。 冬といえば、焼き芋とこたつ。クリスマス、年末年始があり、雪と受験。そして卒業と旅立ち。なごり雪も青春時代も卒業式も。思い出がいっぱい、いっぱい詰まった冬。思い出すこともあれば、忘れてしまいたいことも。そして、春を待つのも冬。 『コーヒーもう一杯』:「東京っていう魔法にかかってたんだろうね、ずっと……」その呟きは、そのまま私の声かもしれない。そして、私はまだ魔法がかかったままだ。もう、憧れも夢も残っていないのに。 『サンタ・エクスプレス』:涙が止まらなくなってしまった。ふと、JR東海のクリスマス・エクスプレスのCMを思い浮かべていた。クリスマスのバカっ、意地悪っ。 『サクラ、イツカ、サク』:大学の合格発表のシーン。何のために東京に出て来て、大学に通っているのか、と問う。そして、それが遥かな過去の想い出になった今でも、答えがわからない。「やり直せるものならやり直したい」誰もが、”あの日”の自分を省みる。
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寒い冬の陽だまりのような暖かな作品たち。 心の底の方に陽が当たり、ポっと暖かくなってくる。 この季節風シリーズは、本当に暖かい作品ばかりで、大好きなシリーズになった。 今までの自分の中での短編集のイメージを覆し、短編集の新たなイメージを与えてくれた。
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