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護られし者(2) 代償 ハヤカワ文庫FT
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護られし者(2) 代償 ハヤカワ文庫FT

ピーター・V.ブレット【著】, 和爾桃子【訳】

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護られし者(2) 代償 ハヤカワ文庫FT

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2008/11/25
JAN 9784150204822

護られし者(2)

¥792

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2015/01/26
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アーレンが少し、正しすぎるような気がした。大人を言って含めるような所があったり、正論すぎて扱いにくい少年のような。それでも粉屋のジェイクや図書館に出入りするメリーとの交流は彼を束の間、子供に返らせる挿話だった。一方、リーシャは村ですっかり一目置かれる存在となり、守ってくれるブルーナの庇護の下、女盛りの20歳を迎える。 相変わらず、リーシャの頑固な所は大好きで、ハラハラする場面でもリーシャのしたり顔を想像できると安心する。貞操を守り通すのはアーレンの為だと私は信じて疑わないので、2人の邂逅が今から楽しみでしょうがない。 それから半分指のロジャーは自分の壮絶な過去を思い出したりしながらも師匠の恩を蔑ろにしなかった。結局、酒に溺れた者にありがちな無謀な行動で師匠アリックはその命を落とすが、ロジャーは結局、彼に助けられる形で命を永らえる。元はと言えば、アリックのせいで死にかけたのだが。 そして彼はバイオリンに天賦の才があって、彼の奏でる音には魔物に対して効力があるようだ。三者三様、進む道はバラバラながらも確実に魔物討伐に有利に成長していく。だけど、アーレンのクラシアでの戦い、勝利の余韻に浮き出しだった後の仕打ちはひどいものだったし、丸腰のまま、砂漠へほっぽりだされてはもう駄目だと思った。クラシアの世界観、文化、しきたりなんかはよく描けていると思ったが、日陰のない日中、夜は嘘のように冷える砂漠気候ではアーレンが放浪しながら生きるのは無理に思えた。また、護符を身体に入れ墨する手法だが、護符の描かれていないその他の部分では生身の人間と同じわけで、首と同じように手やら足やらを切り落とされたら一巻の終わりではないかと思った。少しずつ現実味に欠け、飛躍していく部分も気にはなったが、因縁の片腕岩魔を倒せたのは良かった。彼にその話がゆっくり語れる時が来たらいいが。

Posted by ブクログ

2010/05/14

3巻まであるうちの1巻だけ借りて読んだので、2,3巻を借りるために雨の中出かけていった。 借りた。で、小走りで帰ってきて、またまた一気読みしてしまった。 著者の文体なのか、和爾桃子なる訳者がうまいのか、洋物の小説はいろいろなジャンルを読むけど、この本が一番情景を思い浮かべやすい...

3巻まであるうちの1巻だけ借りて読んだので、2,3巻を借りるために雨の中出かけていった。 借りた。で、小走りで帰ってきて、またまた一気読みしてしまった。 著者の文体なのか、和爾桃子なる訳者がうまいのか、洋物の小説はいろいろなジャンルを読むけど、この本が一番情景を思い浮かべやすい。相性がいいのかな? 和爾桃子訳の本を他にも読んでみたい。

Posted by ブクログ

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