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アフリカを食べる/アフリカで寝る 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2008/11/30 |
JAN | 9784022616036 |
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アフリカを食べる/アフリカで寝る
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
おもしろかった。おすすめ。内容が濃い。 学問としての社会や世界史に興味がなかったが、食と異文化のことから入っていけるのですんなり理解できた。 「人間は草を食べない」というところだけ??となった。 植民地とか人種差別とか政権の腐敗とか、途中ちょっとしんどいけど読むべき。 国際援助の...
おもしろかった。おすすめ。内容が濃い。 学問としての社会や世界史に興味がなかったが、食と異文化のことから入っていけるのですんなり理解できた。 「人間は草を食べない」というところだけ??となった。 植民地とか人種差別とか政権の腐敗とか、途中ちょっとしんどいけど読むべき。 国際援助の好例と失敗例も少し載ってるので、政治家とかなんか支援したい人とかにも読んでほしい。
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表紙みたときは珍しい食べ物や寝床の紹介だと思って興味本位で買ったら全然違った。食べ物や寝床にチラチラ触れながら、アフリカの国々の情勢や帝国主義国家の罪を描いたり、現地の人や悪人との触れ合いを描いていた。予想とは全然違う内容だったけど社会赤点の自分にもすごく分かり易くて印象に残りやすい説明だったし、この人の他の本も読んでみようと思った。 日本人からしたらゲテモノでも、現地の人にとっては生活と共にある食材なのだから、拒否したり嫌悪感を出すことはしてはいけない、って書いてあるけど、さすがに羊の頭の丸焼きやその目玉を差し出されたらびびるだろう。それは他の文化を拒否してる訳では決してなくて、異なる食文化への自然な防衛反応だと思う 逆に何でも抵抗なくどんどん食べてしまうのは警戒心が退化してると考えてもいいのでは
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(エチオピアにて) 宿屋の主人に、食事ができるか尋ねた。せめてスープとパンがあれば、と覚悟していたが、なんとインジェラが一食分あるという。街道筋の町では、よその土地でとれたテフがやみで手に入るらしい。羊肉のワットしかないと主人は恐縮していたが、それがあれば十分だ。腹がくうくう鳴った。 食事を始めて、だれかに見られているような気がした。顔を上げると、食堂の窓ガラスに無数の子供たちの顔が張りつき、あえぐように口を開けて、私の手元を見つめている。難民の子供たちだった。ワットのにおいにひかれ、宿屋の石垣を乗り越えて入り込んだのだ。 主人が竹ぼうきを振り回し、大声で追い払った。大好物のインジェラだが、私はそれ以上食事を続ける気にはなれなかった。p100-101
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