永遠の七日間

マルクレヴィ【著】, 藤本優子【訳】

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2008/11/19
• JAN: 9784569699226

商品レビュー

2016/11/06

神と堕天使の覇権争い？な感じのファンタジーかと思いきや、恋愛もの。

悲恋で終わるのかと思ったのに。

最後の方の神とルシフェルやりとり。
神の「我らはふたりとも祖父になるのだぞ！」と、壁の隙間から、ルシフェルが身体を傾けて呆然とした顔をのぞかせた。

このやりとり、映像で観たい。

2015/03/03

新聞の広告で以前目に止まった↑紹介がずっと心に残っていて
ようやく入手して読みました。

んー。
んー。
んー...。

もっとヒリヒリするような恋の駆け引きや、葛藤や
衝突があるのかと思っていましたが...。
とくに「男」の方がなんだかあっさり恋に落ちちゃっ
て、二人が出会うまでの「男」の邪悪さはなんだった
の？としか思えませんでした。

こう言っては読み手の想像力の欠如なんだけど、つまり
キリスト教的価値観が根づいていない私にはどうしても
ピンと来なかったです。

では「正邪の戦い」かと言えばそういうわけでもなく、
確かにどちらの陣営にも混乱を与えるものの...。

宣伝文句に載せられたパターンでした。
先入観がなかったら、それなりに楽しめたのかもしれない。

2011/12/25

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
愛は人を育てるのか、人が愛を育てるのか―。嘘を知らない女と真実を語らぬ男。二人の出逢いは、神の誤算か、悪魔のたくらみか?今宵、あなたに「めぐり逢い」という名の奇跡が舞い降りる。

コメディといわれても同調できないんだけど？
じゃあ面白くないのか？といわれれば、面白かったんですが、かなりシュールで深い。
考えてどうにかなるものではないのでしょうが、善と悪の対立から愛はうまれるのか。
愛は善にしか宿らないのじゃないか、とか考え出す小説ではありました。

Sept jours pour une eternite...by Marc Levy