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ヒステリック・サバイバー
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ヒステリック・サバイバー
¥523
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
同郷出身の作者と言うことで購入しました。結構無理な設定かな?と思いましたが読み進めるうちにハマってしまいます。とてもダークな青春小説?といった感じでしょうか。
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アメリカで銃乱射事件に巻き込まれた三橋和樹は、友人が次々に殺害されていく光景を目の当たりにし心に深い傷を負ってしまう。 帰国後通い始めた中学校で待ち受けていたのは、生徒間に潜む根深い対立と差別の実態だった。 激化の一途を辿る対立に巻き込まれていく和樹の運命は…。 一作目の「果て...
アメリカで銃乱射事件に巻き込まれた三橋和樹は、友人が次々に殺害されていく光景を目の当たりにし心に深い傷を負ってしまう。 帰国後通い始めた中学校で待ち受けていたのは、生徒間に潜む根深い対立と差別の実態だった。 激化の一途を辿る対立に巻き込まれていく和樹の運命は…。 一作目の「果てしなき渇き」には遠く及ばず残念、がっくりでした。 魅力的な登場人物は何人か登場するのですが、そのキャラを活かしきれていないのが消化不良でした。 吃音のゴスっこちゃんは個人的にとても気に入りました。 もっと残酷で陰惨ないじめとそれへのもっと残酷な復讐を期待したのに。 主人公が勝手に深く悩んで、ついていけなかった。 頼むぜ深町!!!
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偏見はすべてに「悪」を生む。的な、舞台はアメリカの無差別銃撃事件から、日本に。事件に巻き込まれた主人公が同じような事件に巻き込まれて、精神的な痛み繰り返す。中で、周りの子達の介在が序所に立ち直りのきっかけを与えてくれる。その子たちも実は重い体験を持った子だった。本書の解説に全てを...
偏見はすべてに「悪」を生む。的な、舞台はアメリカの無差別銃撃事件から、日本に。事件に巻き込まれた主人公が同じような事件に巻き込まれて、精神的な痛み繰り返す。中で、周りの子達の介在が序所に立ち直りのきっかけを与えてくれる。その子たちも実は重い体験を持った子だった。本書の解説に全てを表現してくれる文章が=本文より=「血みどろで、刺々しく、リアルでブルータスな小説ではある。だが、それでも本書が最後にもたらすのは爽快な感動だ。」=====と、感動まではしなかったが、爽快感は残った。結末に悲壮感がない「これからへと続く」未来を感じ取る事が出来たからだ。
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