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正しい戦争と不正な戦争
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正しい戦争と不正な戦争
¥4,400
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ユス・アド・ペルムとユス・イン・ベロ。 ユス・アド・ベルム 戦争を行うにあたって、国家が持つ理由付け。 ユス・イン・ベロ 戦争手段において用いる事のできる正しい手段とは何か? 僕は、かねてより、戦争においても、行っていい手段と人間として許されざる手段があると考える。 このユス・アド・ベルムについては、その正しさを判定するのは、困難に感じる。 が、ユス・イン・ベロについては、国際法で制定する事は、簡単なように思える。 戦争好きの大国・アメリカが、存在したとしてもだ。 現実には、そうならない。 また、正しい戦争には、何を行ってもよいというような風潮、もしくは、両者を混同した意見が大多数である。 「戦争を起こさないようにしよう。」という運動も、それはそれで立派かも知れない。 しかし、そういう運動を行っていれば、戦争は、起こらない、若しくは、戦争が起こるということを思考の範疇に入れないというのは、如何なものだろうか。 アカデミズムが、こういう提起をしているのに、それが広まらない、それを前提とできない世界に徒労感を感じぜずにはいられない。 そう、現代世界は、何をやっても無駄。
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学生時代、平和学の講義でテキストとして使用。 法的側面のみで戦争の正当性、不当性を決める国際社会に 道徳的に切り込みを入れる古典書。 ウォルツァーの主張に同調できる章もあれば ゲリラ戦や交戦法規など素直に頷けない章もあったが 本書を通してウォルツァーと対話できたのは学生...
学生時代、平和学の講義でテキストとして使用。 法的側面のみで戦争の正当性、不当性を決める国際社会に 道徳的に切り込みを入れる古典書。 ウォルツァーの主張に同調できる章もあれば ゲリラ戦や交戦法規など素直に頷けない章もあったが 本書を通してウォルツァーと対話できたのは学生時代の私にとって とても有意義なものだった。
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正義の介入というのは非常に難しい問題。 介入は基本的に単独で行う。 リビアの問題は、国内問題なのか?対外脅威は過去にはあったが、カダフィは2003年のイラク戦争後は非常におとなしかった。 北朝鮮には介入されるべき要素はたくさんある。 ルーマニアのチャウシェスク処刑の原因になった大...
正義の介入というのは非常に難しい問題。 介入は基本的に単独で行う。 リビアの問題は、国内問題なのか?対外脅威は過去にはあったが、カダフィは2003年のイラク戦争後は非常におとなしかった。 北朝鮮には介入されるべき要素はたくさんある。 ルーマニアのチャウシェスク処刑の原因になった大虐殺も、ルーマニア人によるでっち上げという説もある。 アメリカは善悪で判断し、悪を退治するという理論が大好き。
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