商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2008/10/25 |
JAN | 9784334926366 |
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商品レビュー
3.4
23件のお客様レビュー
西澤保彦先生の本は初挑戦でしたが、タイムスリップというのとも少し違い、特殊な内容でしたが読みやすく「ぼく」に共感しやすくサクサク読めました。ベツバオリとかサシモドシとかのネーミングもユニークだし、切ない部分もありつつもほのぼの感もあり、好みの作品でした。
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初、西澤保彦作品。 過去に戻る設定の本は何冊か読みましたが、未来へいき、しかも自分の体の中に意識だけで蘇るという設定は新鮮でした。 過去へ戻るなら、自分の人生の分岐点を見直せるし、この先どう進めばよいかも分かる。 でも、31年後に突然放り出されたら、何をしたらよいか分からず、不安...
初、西澤保彦作品。 過去に戻る設定の本は何冊か読みましたが、未来へいき、しかも自分の体の中に意識だけで蘇るという設定は新鮮でした。 過去へ戻るなら、自分の人生の分岐点を見直せるし、この先どう進めばよいかも分かる。 でも、31年後に突然放り出されたら、何をしたらよいか分からず、不安で仕方ないだろうな。 しかも自分の意志で決めていない未来なんて考えただけでも怖くなる。。 空白の31年間の中には出会いと別れがあっただろうが、 自分の知らないうちに両親が亡くなってるのは辛すぎる。。 そんなことを考えていると、ミステリーの部分は犯人も分かっていたことだし、どうでも良いことに思えてしまいました。 【22歳だった。次の日、ぼくは53歳になっていた。空白の31年。ぼくは、きみは、ぼくたちは、少しは幸せだったのだろうか。彼を襲ったのは、不条理でやりきれない、人生の黄金期の収奪。あらかじめ失われた、愛しい妻との日々。おぼえのない過去を振り返る彼に、さらなる危険が迫る】
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※このレビューにはネタバレを含みます
これSFだったのね。というのが最初の感想。 でもミステリー。 いらないくだりもあったのでもう少しシャープな内容にしたほうが読みやすいい気がする。 なんというか、がんの話とかは微妙。 実際どうなのかわからない。 それよりもこの本の面白いところはやはり、人格が体を支配しているという考え。 外見が同じでも全然違う。 同じことをしていてもやはりそれはちがう者なんだと思う。 なまじ、体が生きているのだから割り切れない。 あの人はもういないのに生きている。 それはとても切ない。 最初の方がもたもたしていたのでそれが残念。
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