- 新品
- 書籍
- 書籍
幸せな子 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年
1,980円
獲得ポイント18P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2008/10/20 |
JAN | 9784022503473 |
- 書籍
- 書籍
幸せな子
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
幸せな子
¥1,980
在庫なし
商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
いくつもの幸運が重なり、アウシュビッツ強制収容所から生き延びて国際司法裁判所判事にまでなったトーマス・バーゲンソール氏の自伝。 「ある人は、たとえ自分が損をしても品性と威厳を失わない倫理的強さを持ち続けられるのに、ある人は、自分の生存のためなら人を殺せるほど無情になれるのは、人...
いくつもの幸運が重なり、アウシュビッツ強制収容所から生き延びて国際司法裁判所判事にまでなったトーマス・バーゲンソール氏の自伝。 「ある人は、たとえ自分が損をしても品性と威厳を失わない倫理的強さを持ち続けられるのに、ある人は、自分の生存のためなら人を殺せるほど無情になれるのは、人間の内にある何によるのだろうか。」 これは日常でもふと感じる疑問。改めて、"人間の内にあるもの" に思いを巡らす。言葉にできるような答えは出ないけれど。。 「僕はこれから踏み出そうとしている人生が、過去のために台無しにされたり、壊されたりすることは許さないつもりだった。過去は僕の将来に力を与え、そして意味を与えてくれるはずなのだから。」 私たちはつい、どうにもならない過去の呪縛に苦しんで、限りある人生の時間を費やし、未来への道を自ら閉ざしてしまったりするけれど、そんなの悔しいな…と改めて思った。過去に未来を潰させてはいけないよね。 「ホロコーストで自分たちの身に起こったことを忘れずにいることは重要だけれど、僕たちにしたことの責任を、犯罪人の子孫に負わせないことも同じくらい重要だ… そうしなければ、憎しみと暴力の悪循環は決して終わらないのだ。」 きっと彼には使命があって、だから生かされたのだろうと思わずにはいられない。
Posted by
幸せな子、という言葉の複雑さ、深さを思うと言葉が出てきません。 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年の物語。後に国際法を学び、人権問題で活躍されている著者が、振り返った過酷な体験を、まるでそばで語りを聞いているような分かりやすさで伝えてくれています。 次々と彼と家族、仲間を襲う命...
幸せな子、という言葉の複雑さ、深さを思うと言葉が出てきません。 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年の物語。後に国際法を学び、人権問題で活躍されている著者が、振り返った過酷な体験を、まるでそばで語りを聞いているような分かりやすさで伝えてくれています。 次々と彼と家族、仲間を襲う命の危機、そして殺されていく周囲と、偶然と知恵と援助と勇気とで切り抜けて生き延びる少年、トニー。 あえて、非人間的という表現は使わない、と書いている箇所がありましたが、人間としていかに生きるべきか、悲劇を繰り返さないために何ができふか、何をすべきか、問われています。 読むことが、ささやかでもその一助になればと思います。
Posted by
比べる物ではないのは重々承知だが、夜と霧に比べるととても読みづらい。訳が良くないんだと思う。それと戦争後の話は必要だったのか…
Posted by