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ジェシカが駆け抜けた七年間について 角川文庫
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ジェシカが駆け抜けた七年間について 角川文庫

歌野晶午【著】

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ジェシカが駆け抜けた七年間について 角川文庫

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/10/25
JAN 9784043595051

ジェシカが駆け抜けた七年間について

¥660

商品レビュー

3

34件のお客様レビュー

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2024/02/21

陸上選手に焦点を当てたミステリ作品。 作者らしいトリッキーなトリックが炸裂するけど、有名な「葉桜」に比べると少しパンチが弱いかも。 けれど、選手の心理描写なども合わさって、その淡白さが作品の雰囲気に一役買ってると思いました。 この作品割と賛否両論なのですが、その理由がメインのト...

陸上選手に焦点を当てたミステリ作品。 作者らしいトリッキーなトリックが炸裂するけど、有名な「葉桜」に比べると少しパンチが弱いかも。 けれど、選手の心理描写なども合わさって、その淡白さが作品の雰囲気に一役買ってると思いました。 この作品割と賛否両論なのですが、その理由がメインのトリックがアンフェアであることに起因するそうで... 確かに予備知識が前提ではあるんですが、結構露骨な伏線が序盤に散りばめられており、そこからこの発想に行き着くのは、頭が良い人ならイケるんじゃないかと思います。(自分の頭脳だけならまだしも、今の時代ネットもありますし。) ただトリックの性質上、謎を解かないまま読んだ方が楽しめる作品だと思います。

Posted by ブクログ

2022/03/18

全く予想だにしてませんでした笑 そうね、この方は葉桜の作者だもんね笑 そういうトリックしちゃうよね。笑笑 読者を騙すトリック。そして、希望に溢れるラスト。読みやすい文章。これぞ、歌野晶午文学ですね。

Posted by ブクログ

2021/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テンポ良く進み、しっかり騙され、そして爽やかな読後感。 謎解きやトリックにあまり重点を置いておらず、物語そのものもとても面白く、読まされる。 タイトルも好み。 トリックに関してはアンフェアだという向きもあるようだが、まぁギリギリフェアかなぁ。 2月16日にの33日後が3月19日という伏線もあり、そして「ハラダアユミを名乗る女」の中で同じく時間の基準のズレを利用したトリックが示されているところも憎い。 一つ難癖をつけるとしたら、本来「七年前」と 「七年後」の間には十七年間の時間差があるべきであり、エチオピア暦のこっちとこっちの西暦を比べて、とかこっちから見てこっちは七年前でこっちから見てこっちは、とかやれば問題ないのだが、少しモヤモヤとはする。 まぁタイトルに「七年間」ってあるし良いか。

Posted by ブクログ

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