商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/10/24 |
JAN | 9784043755042 |
- 書籍
- 文庫
巨大投資銀行(上)
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巨大投資銀行(上)
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商品レビュー
4.4
51件のお客様レビュー
金融の知識はわからないが、熱量や駆け引きが面白かった。またそこで働く人々の生活も垣間見えて、楽しく読めた。
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結構分厚い単行本でしたが読み始めたら止まらなくなりました。証券取引と金融工学の専門用語は、難解で正直理解出来ない部分がありますが、主人公の桂木だけでなく世界有数の欧州、米国系投資銀行で働く人の思考や会話、振舞いの描写がリアルで、当時の欧米を中心とした金融業界の様子がわかります。 ...
結構分厚い単行本でしたが読み始めたら止まらなくなりました。証券取引と金融工学の専門用語は、難解で正直理解出来ない部分がありますが、主人公の桂木だけでなく世界有数の欧州、米国系投資銀行で働く人の思考や会話、振舞いの描写がリアルで、当時の欧米を中心とした金融業界の様子がわかります。 私が特に好きな下りは、人の名前を全てジョンと呼ぶ桂木の上席の米国人が、「朝起きて何をする」、「その次は」「その間何をする」と聞き、彼自身は朝の身支度をしながら「今日一日自分はどんなことして、どんな展開になるかアンティシペイトする」と答えます。そして桂木に「アドレナリンは毎日流れているか」と聞きます。 NYCにはこうした人種は沢山いるだろうと思うと同時に、やはりこれぐらい情熱とパワーを持って仕事に取り組む姿勢が大事だと思いました。毎日自分にアドレナリンが流れているか自分自身に問うこと、それ自体が自身を鼓舞していくのではと思います。やはり仕事は信念と情熱を持って取り組みたい。そんな彼も途中数年の休暇を取り、「人間はやりたい事をやるのが一番」と別の機会に桂木に言います。 熾烈な競争社会で揉まれ成長していく桂木を中心に世界、特に欧州、米国及び日本の社会情勢や政治、そして金融業界とフィクションとノンフィクションが絶妙なバランスで描かれている国際経済小説で、勉強にもなります。
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80年台後半からバブル崩壊時までの投資銀行の活動に迫る。この時代からこんなことしていたのか。。。色んな案件について次々にハラハラする展開が続き、まさに金融界を再現されている。 下巻はどんな風に終わるのか、早く続きを読みたい!
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