優雅なハリネズミ

ミュリエルバルベリ【著】, 河村真紀子【訳】

• 販売会社／発売会社: 早川書房
• 発売年月日: 2008/10/10
• JAN: 9784152089632

商品レビュー

2025/12/14

ハリネズミのように棘をたてかたく丸まって心を防御するひとたちの、心のうちを描いた物語、だと思います。
が
棘が、優雅どころか品格に欠け不愉快、棘の回収のしかたも好みではなかった。

2025/12/11

最近は気軽に古本屋に行けなくなってしまって枕元の積読がなくなり、段ボールから漁って出したこの本。一応積読だけど何年も経ってしまった。

一回読み始めて、すぐにやめた。
お、面白くない、、、
しかし読書欲には勝てず、数日後に再挑戦。
真ん中くらいまで我慢して読むと少し面白くなってくる。
そして最後の数十ページは結構面白かった。

天才少女とアパルトマン管理人、そして日本人紳士のオヅ。
少女と管理人は知能が高く、何言ってんの…？みたいなところが多々あってもうそこは文字追うだけと開き直ると読める。
ストーリーが出てくると結構面白いけど、なんだろう、何が言いたいのか分からないとこが多かった。
オヅさんが出てきてからが本番のような。

洋書って訳者によって面白さが変わってくるし、元々の作者のストーリーが面白くない場合もあるし、当たり外れがあって難しいんだよなぁ。
最初は星2だなと思ってたけど最後で巻き返して面白かったので星3。

日本が好かれているのは嬉しいな。

2025/09/17

フランスでの本屋大賞受賞ということで読み始めたが、全く面白くない。読み手にフランス文学による素養がないのかもしれないが、AIによる翻訳のようで、言葉に心の流れが感じられない。頑張って1/5ほど読んだが、読み進めるのをやめた。私にとっては、時間も浪費である。