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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

村上春樹(著者)

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1985/06/15
JAN 9784106006449

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

¥2,776

商品レビュー

4.6

28件のお客様レビュー

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2010/01/05

ハルキスト

この本から「ハルキスト」になる人も多い、国内外で評価の高い作品だ。『世界の終わり』と『ハードボイルド・ワンダーランド』、2つの異なる世界。きちりと計算された構成、視覚を刺激する描写が読者を飲み込む。

abtm

2026/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読です。20年ぶりぐらいかな。 物語は、一人の人間の中にある「私」「僕」「俺」という3つの視点で進んでいきます。「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という二つの舞台を、パラレルワールドのように描いていく冒険小説です。 若いときに読んだときは、一角獣の記憶が消耗されていく夢読みの世界が護られることに、安堵を覚えていました。 けれど、人生を五十年も過ごした今となっては、美しく完結することよりも、「私を救ってやって欲しかった」という思いのほうが強く残ります。 そして最後に流れてくる「ダニー・ボーイ」と、ボブデュランの「激しい雨が降る」の対比に痺れました。 不道徳な一面が散見されるので高校生の我が子には読ませたくないですが、私にとっては何度でも楽しめる名作です。

Posted by ブクログ

2026/08/22

さすがに面白かった。組織間対立に巻き込まれた計算士の「僕」を追う『ハードボイルド・ワンダーランド』と、壁に囲まれた不思議な町の様子を描く『世界の終わり』が交互に進む構成。過去作と地続きな感じのするシティライフ的な「ハードボイルド〜」に対して、ハイファンタジーじみていて進行もスロー...

さすがに面白かった。組織間対立に巻き込まれた計算士の「僕」を追う『ハードボイルド・ワンダーランド』と、壁に囲まれた不思議な町の様子を描く『世界の終わり』が交互に進む構成。過去作と地続きな感じのするシティライフ的な「ハードボイルド〜」に対して、ハイファンタジーじみていて進行もスローな「世界の終わり」には当初戸惑わされたけど、全容が見え始めるにつれて細かいシンボリズムが気になりだして、結果的には一気に読まされた。 村上春樹の小説の常として、とにかく全編気持ちがいい。小洒落れたユーモアのある文体もそうだし、展開も整然としていて陰鬱さがない。世界が終わりかけていても、主人公はひとまずコインランドリーに行き、ハンバーガーを食べ、いい車を借りて音楽を楽しみ、なんだか知らないけど女の子からアプローチされてベッドインまでできちゃったりする。ナルシシズムをくすぐる何かが常にうっすらと漂っている。「純文学書下ろし特別作品」なんてカビ臭い惹句だけど、実は結構俗なアピールのある作家だよなと思う。 いちいち鼻につくとか、女性キャラの造形が雑すぎるとかいう批判はさもありなんだけど、自分が思う「フルサイズの村上春樹」はこれ。『夏帆』も楽しんで読んだけど、今思えば、あの作品にはこの俗さが足りてなかったよなって。

Posted by ブクログ

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