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生命をつなぐ進化のふしぎ 生物人類学への招待 ちくま新書
792円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2008/10/08 |
JAN | 9784480064417 |
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生命をつなぐ進化のふしぎ
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生命をつなぐ進化のふしぎ
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
生き物としての進化という観点から、人間とは何かを考えた本。2008年出版だからすでに最新とは言い難いが、当時の最先端の知見に基づいて書かれている。 なるほどと興味深く読んだが、読後に残ったのはトリヴィアルな知識だった。 たとえば、肥満先進国のアメリカからの研究報告で、「肥満は伝...
生き物としての進化という観点から、人間とは何かを考えた本。2008年出版だからすでに最新とは言い難いが、当時の最先端の知見に基づいて書かれている。 なるほどと興味深く読んだが、読後に残ったのはトリヴィアルな知識だった。 たとえば、肥満先進国のアメリカからの研究報告で、「肥満は伝染する」。1人の人が肥満になると、肥満になるリスクが配偶者・家族では40%、友人だと150%以上高くなる。個人の社会的基準がずれていき、太ってもかまわないと思うようになる、というのだ。家族より友人の方が影響を受けやすいというところが面白い。そして、基本自然に任せれば太るということが前提ということでもある。 それから、オス同士の喧嘩となると、人間以外の動物や魚でも、誰が見ているかによって行動が変わる。他のオスがそばにいる場合よりメスがいる場合の方が、オスはより激しく華麗に戦うのだという。ムベなるかな。
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人類進化の問題は 新しいことがわかればわかるほど 混沌としてきている。 内田亮子は言う 『現在では、20種類近い人類と長期間にわたる複数種の共存の事実 そして 種同士の関係性は不明瞭、 という混沌としたものになっている・・・ 真実の解明から遠くなったように見える混沌を極めた ...
人類進化の問題は 新しいことがわかればわかるほど 混沌としてきている。 内田亮子は言う 『現在では、20種類近い人類と長期間にわたる複数種の共存の事実 そして 種同士の関係性は不明瞭、 という混沌としたものになっている・・・ 真実の解明から遠くなったように見える混沌を極めた 現在の人類進化の図はようやく人間が自分たちの歴史を 客観的に科学的に見始めた証拠でもある。』 この文章の表現力は 格調が高いですね。 多くの資料が集まることで、混沌化し その中からルールをつかみ出す。 進化のメカニズムは 自然選択と遺伝的浮動によって成遂げられていく。
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さまざまな事例が紹介されており、ネタとしては面白かったのですが、いまいち説得力に欠ける印象です。紙面が限られているからしょうがないのかもしれませんが、説明不足な個所がすごく多く、読んでいてイライラしてしまいました。 ただ、参考文献が巻末にたくさん載っているので、これからこの分野の...
さまざまな事例が紹介されており、ネタとしては面白かったのですが、いまいち説得力に欠ける印象です。紙面が限られているからしょうがないのかもしれませんが、説明不足な個所がすごく多く、読んでいてイライラしてしまいました。 ただ、参考文献が巻末にたくさん載っているので、これからこの分野の専門家になろうと思っている人には、非常に参考になると思います。
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