商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/10/08 |
JAN | 9784061826182 |
- 書籍
- 新書
UFO大通り
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UFO大通り
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鎌倉の閑静な住宅街で起きた奇妙な殺人事件。時を同じくし、事件があった家のそばに住むお婆さんが、自宅前の道をUFOが通過し、裏山で宇宙人が戦争を始めたと吹聴し始めた。目撃されたUFOと事件との関係に御手洗が迫る。 御手洗モノを読んだのは久しぶりだと思う。収録の中編「傘を折る女」は...
鎌倉の閑静な住宅街で起きた奇妙な殺人事件。時を同じくし、事件があった家のそばに住むお婆さんが、自宅前の道をUFOが通過し、裏山で宇宙人が戦争を始めたと吹聴し始めた。目撃されたUFOと事件との関係に御手洗が迫る。 御手洗モノを読んだのは久しぶりだと思う。収録の中編「傘を折る女」は御手洗の凄みを感じさせるには十分だけど、やはり島田荘司らしい「やり過ぎ」感が鼻についた。映像化もされているらしいが、どんな仕上がりだったのだろう? (C)
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以前、切り裂きジャック百年の孤独を読んでいたので、 今回の殺人事件の推理が早めにできました。 二話目の山手の幽霊は、 なんともやるせないしでした、現実にこのトリックが通用するのか知りたいです。。
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表題の中編と別の一編の二作品の入った巻 島田荘司の作品を読む時、個人的には実はあまりミステリー部分に興味があるわけではない(おい) それよりも、その犯罪を起こさなければならなかった状況や、 その時の犯人の心理行動などの吐露部分に強く心が動かされる。 なんというか、彼のミステリー...
表題の中編と別の一編の二作品の入った巻 島田荘司の作品を読む時、個人的には実はあまりミステリー部分に興味があるわけではない(おい) それよりも、その犯罪を起こさなければならなかった状況や、 その時の犯人の心理行動などの吐露部分に強く心が動かされる。 なんというか、彼のミステリーには叙情性がある。 そこが好き。 そう言う意味で、入れられた二作のうち、後半の物語の方が好きだ。 本作は御手洗潔もの。 二作のどちらもいわゆるトリックものではなく、 偶然の結果がわけをわからなくしている状況を御手洗潔が解き明かす。 特に後半の話は、いつもならすっ飛ばされる彼の思考のたどり方がわかって興味深い。 でも、僕の興味はやっぱり犯人の側から見た事件の真相部分に惹き付けられる。 つまり、やっぱり、僕は島田作品をミステリーとして読んでいないんだな。
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