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暮らしの中のカウンセリング
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暮らしの中のカウンセリング

西光義敞(著者)

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暮らしの中のカウンセリング

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣
発売年月日 1984/05/10
JAN 9784641024113

暮らしの中のカウンセリング

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2020/03/13
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親がくれた本です。 コロナで図書館は閉鎖。職場は休み。不要不急の外出を避ける。 みんな、家にある積読を整理されていると思います。 西光義敞さんの35年くらい前の本です。 先日、集団療法で教えていただいたアサーション、Iメッセージも含まれていて、古さを感じない内容でした。 「問題を解決し、悩みを解消することに役立つことこそ、カウンセリングの目的ではないかと、人はよくいいます。いちおうもっともですが、しかし、よく考えれば、人生は問題の連続であり、悩みは死ぬまで姿をかえ形をかえて、たちあらわれます。ですから、人間にとって本質的に人生途上にあらわれる、どのような困難な問題にもみずから積極的にとりくみ、これを処理していけるだけの力を、個人が発揮できるようになることです。カウンセリングは、まさに、そのような人格的成長を主な目的とするものであって、表面的な個々の問題や、特殊な悩みを、対症療法的に解決することが目的ではありません。」 帯に書かれていたカウンセリングの真意です。 私はカウンセリングに通っていた事があります。 当初はカウンセリングとは何かわかりませんでした。相手が私に求めることを探していました。「みずから」「発揮できるようになる」「人格的な成長」というのはカウンセリングでわかった事です。 この本で気づいたのはカウンセラー自身も成長に繋がることです。技術よりも経験であると書かれていますが、クライエントの経験を聞くことでカウンセラーの経験になるになるというのが、面白かったです。 つまり、本をたくさん読む、人と話すこと、聞くことで短時間で多くの経験になる可能性があるということです。 西光さんは仏教学も専門で住職もされていたようなので、仏教の言葉も入ってきます。 「また、[人間]を強調する立場は、無意識のうちに、[生きとし生けるもの]の中から[人間でないもの]を排除する偏狭性を秘めていることがあります。人間のふれ合い、育ち合いは、もっと広く深い自然界や超越の世界にささえられなくしては成り立たない。そういう根源的な気づきこそ、いま大切ではないか」 優しい言葉です。

Posted by ブクログ

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