商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2008/09/11 |
| JAN | 9784062761413 |
- 書籍
- 文庫
百寺巡礼(第一巻)
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百寺巡礼(第一巻)
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
百寺の最初の十寺は、全て奈良の代表的な寺。 予備知識なく行かれたと何処かに書いてたと思いますが、作者は元々の知識があるので視点が広く、その物語がとても興味深い。唐招提寺のところが好きです。実際に行ってみたくなるし、続編も読んでみたい。
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私は京都よりも奈良が好きです。京都のような華やかさはなく、昔の繁栄の跡の侘び寂びが好きです。でも当時は、時代の最先端を行く華やかな都だった。それを忘れてました。今度、奈良へ行った際は、新しい視点で奈良の都を見られるような気がします。
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著者が、日本全国にある百の寺を訪れたエッセイ集の第一巻です。 和辻哲郎の『古寺巡礼』(岩波文庫)や、亀井勝一郎の『大和古寺風物誌』(新潮文庫)などの先蹤はありますが、格調の高いそれらはもちろん、もっと新しい辻井喬の『古寺巡礼』(ハルキ文庫)とくらべても、格段に読みやすい文章で書...
著者が、日本全国にある百の寺を訪れたエッセイ集の第一巻です。 和辻哲郎の『古寺巡礼』(岩波文庫)や、亀井勝一郎の『大和古寺風物誌』(新潮文庫)などの先蹤はありますが、格調の高いそれらはもちろん、もっと新しい辻井喬の『古寺巡礼』(ハルキ文庫)とくらべても、格段に読みやすい文章で書かれているのが特徴です。 著者は、「寺にも、仏像にも、建築にも、ほとんど無智のまま私は旅に出た。なにかを学ぶためではない、何かを感じるだけでいいのだ、と思ったからである」と語っていますが、著者は親鸞や蓮如について多くの本を刊行しており、けっして仏教にかんする知識をもちあわせていないわけではありません。ただ、著者独自のフィルターを通した「他力」の解釈に見られるように、いかめしい仏教の教理の角がとれて、だれにも親しむことのできるような内容に昇華させているところに、著者の仏教にかんするエッセイの特徴があるように思います。本書でも、そうした著者の強みが生かされており、肩の力を抜いて読むことのできるエッセイになっています。
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