商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青灯社 |
発売年月日 | 2008/08/30 |
JAN | 9784862280244 |
- 書籍
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「よい子」が人を殺す
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「よい子」が人を殺す
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序章 今、「よい子」に何が起きているのか:続発する「家庭内殺人」「無差別殺人」の謎 第一章 続発する「家庭内殺人」:「よい子」が親を殺すとき はじめに 奈良母子放火殺人事件:医学部をめざした高一男子の心は 妹殺人、絶たれた夢:兄が妹を憎むとき 一五歳少年、両親を「爆殺」:その心の闇は 母親に毒物を投与する少女:生体実験の意味は エリート高三生、父への激しい憎しみ:絞殺させた悪のパワーは何か 第二章 事件にみる「カプセル家族」:バーチャル化・スパルタ化 はじめに 家族殺人を依頼する友人関係 ひきこもり問題の一断面から:どう風穴をあけるのか 佐世保事件にみる友達への殺意 授業中の教室へ爆発物が:少年は何を投げ込みたかったのか? 第三章 殺人はなぜ「家庭内化」するのか:若者の家庭と学校生活の変化 はじめに 身辺化して生きる現代の若者たち 変化した親子、家族関係 家庭教育の現状 ネット社会が変質させる人間関係 二極化と新・学歴社会の到来 第四章 「無差別殺人」始まる:「家庭内殺人」から「無差別」化へ? はじめに 高校二年生、五人殺傷:品川戸越銀座「通り魔事件」 無差別、八人殺傷の恐怖:岡山ホーム突き落とし事件 秋葉原無差別殺傷事件:”バーチャル劇場型”凶悪事件 「無差別殺人」犯に共通する四つの特徴 第五章 子ども本位の子ども観めざして:「家庭内殺人」「無差別殺人」脱出の道 はじめに 子どもの感性をゆさぶる大人のかかわり方 家庭も学校も子ども参画をすすめ自尊感情を高める:新しい「子ども観」 「家庭内殺人」「無差別殺人」を防止するキャリアデザイン教育:何のために学び、どう生きるのか 終章 それでも家族は子どもの味方、家庭は居場所
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読了。尾木ママの本である。目黒の虐待事件のニュースを見て、図書館で「鬼畜の家」を借りようとしたが、パラパラと読んだが、キツ過ぎて読めないと断念した。側にこの本があり、借りて読んだ。しんどかったが、良い本であった。子供を持つ親として、思春期を迎えるにあたり、無差別殺人するような闇を...
読了。尾木ママの本である。目黒の虐待事件のニュースを見て、図書館で「鬼畜の家」を借りようとしたが、パラパラと読んだが、キツ過ぎて読めないと断念した。側にこの本があり、借りて読んだ。しんどかったが、良い本であった。子供を持つ親として、思春期を迎えるにあたり、無差別殺人するような闇を心に飼うのではとの不安があったが、この本を読んで、私の家は大丈夫との自信がついた。2008年の本で10年前の本である。この本が出版されていることで、まだ、よい子が人を殺す事件が、少なく抑えられているのではと思った。
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おぎママの本。近年増加する抑圧された少年たちによる犯罪がなぜ起きたのか、その家庭環境も含め分析、対策を書きおこしたもの。 無差別殺人をおこした少年はいずれも、中学、高校で大きな挫折を経験している。 対策としては、あたりまえのことであった。 中でも、うんうんとうなずいてしまったのは、親が喜怒哀楽など人間らしい感情を子どもと共有する。 学歴社会が終わり、親が子供にアドバイスをするのが難しくなっている。 働く目的などを含めた、おしつけではないキャリアデザイン教育が求められている。 本が書かれたのは2008年であるが、その後、急速に普及したLINEなどSNSやインターネットの関わりあいについて、 親としてはどのように子供を導けばよいのか、おぎママの次回作に期待している。
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