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英文 風の歌を聴け HEAR THE WIND SING 講談社英語文庫
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英文 風の歌を聴け HEAR THE WIND SING 講談社英語文庫

村上春樹(著者), アルフレッド・バーンバウム(訳者)

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英文 風の歌を聴け HEAR THE WIND SING 講談社英語文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社インターナショナル/講談社インターナショナル
発売年月日 1997/04/01
JAN 9784770022141

英文 風の歌を聴け

¥748

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2010/05/28

村上春樹のデビュー作…

村上春樹のデビュー作で、しかも映画化までされた作品(ヒットしてないけど)と記憶しています。今読むと「若い!」と妙に感動してしまう文体ですが、それはそれで切ない感じ。カフカ賞を受賞した村上氏の原点、ここにあり!

文庫OFF

2022/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本作は村上氏のデビュー作。どれも似ているといえばそれまでですが、デビュー作にしてすでに村上色が大いに出ています。 その特徴といえばやはり主人公。 やや厭世的・衒学的・理知的で、運動を定期的に行う。周囲に無関心気味、微妙な比喩を繰り出し、相手と若干かみ合っていないような会話もしばしば。近い知り合いが死ぬ。キザめな音楽からの引用や文学からの引用の数々。そして濃厚な性描写(でも冷静)。こうした要素がウイットに富んだ軽妙な文章で綴られる。 ・・・ そんな主人公が出る作品が売れたわけですから、やはり主人公のような人物が、時代のロールモデルというか憧れ、だったのでしょうか。 思えば私も、文学、音楽、運動、全部好きでした。が、いかんせん男子校上がりで女性にはモテなかった。だから彼女(今の嫁さん)ができたら、もうのぼせ上っちゃって、冷静どころではなかったですねえ笑 ということでついぞ主人公のような人物にはなれませんでした。だからこそ冷静なエロにあこがれたものです。知的で社交のできるむっつりスケベ。これが村上作品の主人公にたいする私のイメージです(大分偏見が入っていますが)。 他方、今の10代、20代が本作のような村上作品を読んだらどう反応するんだろうか?とちょっと気になりました。若者気質も時々刻々と変化します。今の若者にとっては村上作品の主人公はちょっと「面倒クサ」「わけわからん」とかなるのではないかと感じました。今の若者は全般的にもっと覚めていてかつストレートなコミュニケーションを好むような気がしました。言っても若者なんて自分の子供とその友人数人くらいしか知りませんが。 ・・・ ということで10年ぶりか20年ぶりくらいに読み返した村上春樹氏のデビュー作でした。昔は熱読し今も好きですが、2022年の今、1970年代の作品にやはり「時代」を感じざるを得ませんでした。 本作はじめ村上氏の作品が今後10年20年と残っていくかは予測できません。もし残るのならば、そこに某かの普遍的価値・気分のようなものが捉えられているということなのでしょう。あるいは、昭和の名著として学者による注釈が巻末についたうえでやっと読み継がれるような、化石のような物語になるのでしょうか。結果は空の上から見守るしかありませんねえ。

Posted by ブクログ

2018/10/23

日本語で読んだら、もしかして面白いかもしれないが、英語ではまったく面白くない。何が言いたいんだがか知らないが、著者が欧米で受けている理由が理解できない。

Posted by ブクログ

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