商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/08/22 |
JAN | 9784043868032 |
- 書籍
- 文庫
おまえ次第
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商品レビュー
3.2
9件のお客様レビュー
これは最早、官能小説というよりコメディー。。 「女性とは向こう岸の存在だよ、我々にとってはね」 ハイパーモテ男の名言を繰り出すまでもなく、ここまで向こう岸だとやっぱり面白いですよね、男女問題は。
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シリーズ3作目。作者の意図としては完結編にあたる。 前2作が、男と女の精神的な繋がりを全面に主張していたのに比べ、本作の男性陣の浅はかさが鼻につく。 「ジャンル」と称して、自分たちを高貴なものとし、ビギナーやそうでないものを小馬鹿にする会話が気に入らない。それがラストの痛快さに繋...
シリーズ3作目。作者の意図としては完結編にあたる。 前2作が、男と女の精神的な繋がりを全面に主張していたのに比べ、本作の男性陣の浅はかさが鼻につく。 「ジャンル」と称して、自分たちを高貴なものとし、ビギナーやそうでないものを小馬鹿にする会話が気に入らない。それがラストの痛快さに繋がるのだが。
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全二作と比べてしまうと… ちょっと力が弱いか? 例えば、「ジャンル」の話。 SMに嵌るか嵌らないかはある種の先天性、もうそういう「ジャンル」の人間であるかどうかで決まる、というくだり。 本当にそんなもんなのか??と自問自答し、やっぱりサタミシュウは本物ではなかったのか?...
全二作と比べてしまうと… ちょっと力が弱いか? 例えば、「ジャンル」の話。 SMに嵌るか嵌らないかはある種の先天性、もうそういう「ジャンル」の人間であるかどうかで決まる、というくだり。 本当にそんなもんなのか??と自問自答し、やっぱりサタミシュウは本物ではなかったのか??と落胆しかけた矢先。 さすがでした、クライマックスで小説家が登場してくるあたりで、それまで押さえられていた通俗的なセックス描写が、ビシバシと。 エンドルフィン大放出! と喜んでいたのも束の間。 そんなものは最後の大花火の序章に過ぎなかった。 官能小説なのに切なく甘く。 そして最後は夢まで見させてくれる… 一作目から読んでいた変態のオイラにはもう胸キュンです。 それにしても、男女の関係性を描かせたらさすが一級ですね。とりあえずシリーズはひとまず完結なのでしょうか… 寂しい限りです。
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