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増補 検非違使 中世のけがれと権力 平凡社ライブラリー646
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増補 検非違使 中世のけがれと権力 平凡社ライブラリー646

丹生谷哲一【著】

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増補 検非違使 中世のけがれと権力 平凡社ライブラリー646

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2008/08/08
JAN 9784582766462

増補 検非違使

¥1,870

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2019/11/22

1 検非違使とキヨメ 2 非人施行と公武政権 3 中世前期における非人 4 散所非人 5 修正会と検非違使 6 室町幕府の下級官人―公人を中心に 付論 賀茂祭と検非違使の位置 著者:丹生谷哲一(1935-、愛媛県、日本史)

Posted by ブクログ

2014/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近年中世賤民史について言及されることは多いと言われますが、丹生谷氏が中世のケガレを払う権力の発現としての検非違使を通して、中世の被差別民の姿に迫ろうという本書は本当に丁寧に論考が進められており、私みた素人が感想述べていいのかと思ったり。論中の、中世の賤民の代表格はけっきょく何かという辺りとても興味深く読みました。三浦圭一氏の「日本中世賤民史の研究」と交互に読みましたがまだまだ勉強不足…。三浦氏によれば散所身分は権門勢家の家制機関の一機構に端を発するとの言でしたが、本書ではそのあたりにはそれほど言及されていません。個人的には中世の土地支配において被差別民が果たした役割にはとても興味がありますが、本書は検非違使を通じた論考ですので…脇田晴子氏の「日本中世被差別民の研究」も読んでみたいです。掃除する権力というものを中世を通じて(近世以降もでしょうか)為政者がつねに意識して扱っていたというのは本当に面白いです。もうちょっとで、結論にたどり着きそうな歯がゆさを感じつつ…!

Posted by ブクログ

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