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はだしのゲンはヒロシマを忘れない 岩波ブックレット735
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はだしのゲンはヒロシマを忘れない 岩波ブックレット735

中沢啓治【著】

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はだしのゲンはヒロシマを忘れない 岩波ブックレット735

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2008/08/06
JAN 9784000094351

はだしのゲンはヒロシマを忘れない

¥572

商品レビュー

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2013/04/23

・・・・・・・・ ゲンはぼく自身なんです。 『はだしのゲン』では徹底的に描いてやろうと思ったんです。ぼくの目に焼き付いている原爆の姿を表現してやるぞ、と。『はだしのゲン』のなかでは、戦争で、原爆で人間がどういうふうになるかというところを徹底的に描こうと思ったんです。 しか...

・・・・・・・・ ゲンはぼく自身なんです。 『はだしのゲン』では徹底的に描いてやろうと思ったんです。ぼくの目に焼き付いている原爆の姿を表現してやるぞ、と。『はだしのゲン』のなかでは、戦争で、原爆で人間がどういうふうになるかというところを徹底的に描こうと思ったんです。 しかし、読者から「気持ちが悪い」という声がありました。ぼくは本当は心外なんだけれども、読んでくれなかったら意味がない、どうにもならないと思って、かなり表現を緩めて、極力残酷さを薄めようという気になりました。 だから『はだしのゲン』で表現されている状態というのは。それでも薄められた状態なのです。ほんとうはもっともっと・・・。 被爆者は必ず、表現されたものを見ても「あんなもんじゃありませんよ」といいます。それと同じです。 ・・・・・・・・ 小学生のとき、『はだしのゲン』を読んで、「死ぬ」ということの恐ろしさを思い、なんだか分からないけれどもとても怖くて怖くて、その怖さからどうしても逃れられなかった記憶がある。 『はだしのゲン』は確実に僕のなかでトラウマになった。 映画やフィクションでのホラーではなくて、60年前の「ヒロシマ」で実際にあった出来事なのだ。 『ゲン』に描かれているあのトラウマになる描写は、事実よりももっともっと薄められたもの。 戦争って、そういうことなんだよ。決してカッコいいものでもないし、美化されるものでもない。 人間の肌が溶け、放射能で血を吐き苦しみ、街は死体と蝿で溢れかえる、そういうものなんだ。 大人になって読み返すたび、ゲンのバイタリティや、正しいと思ったことを貫くことの大切さというようなことも学ばされる。 去年の夏、ヒロシマに行った。 今は大都会だが、あの川の底には今でも骨が埋まっているという。中沢さんは、今の都会を見ても、やはり60年前の「何もなかった光景」「川を死体が行き来していた様子」が頭から離れないという。 平和の大切さを強く心に留めたい。 戦争を知っている世代の人よ!戦争に向かおうとしている現代に対してもっと語ってください! そして、永遠の平和を祈りつつ、現代の我々にできる「供養」とは幸せな今を生きること、それをつくっていくよう努力することではないだろうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読後に作者の中沢啓二さんが亡くなりました。 あらためて「はだしのゲン」を後世に伝えていかなくては、と思いました。

Posted by ブクログ

2012/01/30

「はだしのゲン」の作者がゲンを描くに至った思いを綴っている。 戦争や原爆の事実をしっかりと伝えて行かなくては・・・。

Posted by ブクログ

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