商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/08/08 |
JAN | 9784091316806 |
- コミック
- 小学館
雨無村役場産業課兼観光係(1)
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雨無村役場産業課兼観光係(1)
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商品レビュー
4.1
49件のお客様レビュー
ふつうにありそうな人間関係、ふつうにありそうな展開。けなしてるように聞こえるかもしれないけど、こういう話、好きです(^^) 作者が岡山出身ということで、そのつもりで読むという楽しみ方もあるかな(基本岡山弁だし、出てくる設定もろもろ、岡山だし)。
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田舎舞台というほかは普通の話なのだが 作者独特の間の外し方がすごい この特徴を特長として面白がれれば面白い作品
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「町でうわさの天狗の子」が大好きで、気になっていたこの作品。ほとんど田舎に暮らしたことのない私には、ちょっと怖く思えるほどの田舎が舞台。 一見とてものどかな村なんだけど、過疎化の深刻さは、たぶん現実に全国的にこういうところ多いのかな、っていうリアルな描写。 優しい人たちが寂し...
「町でうわさの天狗の子」が大好きで、気になっていたこの作品。ほとんど田舎に暮らしたことのない私には、ちょっと怖く思えるほどの田舎が舞台。 一見とてものどかな村なんだけど、過疎化の深刻さは、たぶん現実に全国的にこういうところ多いのかな、っていうリアルな描写。 優しい人たちが寂しい思いをしてるっていう切なさと、将来の希望が見えないっていう、絶望に少し似た雰囲気に、誠実に向かっていく村役場の新人、主人公の銀ちゃんが、とてもいいです。救われます。 まず、銀ちゃんが東京の大学に行ったのに、Uターンして就職した、っていうだけで、村の人たちはちょっと救われている。 そして、村のみんなのために何かしたいって、新人なりに一生懸命の銀ちゃんは、ほんとに、いい男です。 ヒロインのメグも、優しいのに毒舌だったり、かわいいのにぽっちゃりだったり、独特の存在感。 銀ちゃんとメグを含め、なんだか現実にいそうな感じの登場人物たちが、また良いです。 夜ごと集まって、こっそり飲んだくれてるお父さんたちも、掃きだめの鶴というか、突然変異的イケメンのスミオに村中の女(ほとんどがおばちゃんか、おばあちゃん)が夢中になってるのも、大げさに言うとちょっとだけ狂気を感じさせて、ある意味いいスパイス。 いちばん切なかったのは、純粋なスミオ。顔とか雰囲気が、「天狗」のタケル君にそっくりなんだけど、タケル君の持つ特殊な「力」の代わりに、スミオには、異常なほど現実離れした、純粋さがある。スミオだけは、あまり現実にいそうな感じがしなくて、だからこそ物語の重要な核の一つでもある。 私の超個人的な意見ですが、西原理恵子の漫画を思い出させるところがあるな~とも、思いました。
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