商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/08/29 |
JAN | 9784091818096 |
- コミック
- 小学館
MONSTER(完全版)(9)
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MONSTER(完全版)(9)
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
こちらもチェコに行くので手に取った。 面白かったーーー 結局お母さんはどういうつもりで彼女を手渡したのか、お母さんはどういう経緯で行方をくらましたのか、とても気になる。 それにしても本当に面白かったなあ。
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手作りの苔桃ジャム ドイツ系チェコ人は 南ドイツの山に囲まれたある町 人間の善悪の根幹を破壊するということが 誰にも平等なのは死だけだ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ーー「誰がこの野獣のようになれるのか。誰が野獣に逆らって戦うことができるのか」 本作で度々登場してくる「ヨハネの黙示録」。その答えに注目して読んだが、以下の2点で「肩透かし」だった(ここからネタバレ)。 まずボナパルタがすっかり普通の老人となり、洗脳する側にモンスターが存在しなかったこと。これは511キンダーハイム元院長やバイエルンの吸血鬼、フランクフルト右翼の4人の統率者らにも言える。旧東ドイツにもチェコにもモンスターは存在してなかった。 もうひとつは、ヨハンが凡庸な「ちょいキャラ」に狙撃されてしまったこと。「誰がモンスターを止めるのか?」という問いをあれだけ引っ張ってテンマを応援する人々が立ち上がり、記憶を取り戻したアンナとグリマー、真相にたどり着いたルンゲ警部がルーエンハイムの町に集結していたのに「ちょいキャラ」にその大役させちゃうなんてあんまりだ!と思った。「殺し合いをさせている人たちから狙われないポジションを取る」ところがヨハンのヨハンたらしめたクールなポイントだった。。。 とは言え、本巻の終盤までは本当に素晴らしい。ヨハン少年が511キンダーハイムで起こした全滅事件を平和な田舎町で再現されていく恐怖。自身の過去を知ったヨハンが自身を自壊させるために自分を知る者たちを町に集めて殺し合いの連鎖に巻き込んでいくスピード感はお見事という他ない。 結局、ヨハンとロベルトが見たかった「本当の終わりの風景」は「テンマがヨハンに銃口を突きつけた瞬間」に立ち現れたが成立はしなかった。 …いや、ひょっとすると本作は「本当の終わりの風景」の序章なのかもしれない。
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