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死にゆく者への祈り A PLAYER FOR DYING ハヤカワ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1991/06/30 |
| JAN | 9784150402662 |
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死にゆく者への祈り
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死にゆく者への祈り
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商品レビュー
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ミッキー・ローク主演の傑作映画の原作。 あらすじ: IRA(アイルランド共和国軍)の凄腕工作員マーチン・ファロン中尉は、ある爆破作戦で罪のない子どもたちを巻き込んでしまう。その悲劇に深い罪悪感を抱いた彼は組織を離れようとする。しかし、警察だけでなく、裏切り者としてIRAからも追...
ミッキー・ローク主演の傑作映画の原作。 あらすじ: IRA(アイルランド共和国軍)の凄腕工作員マーチン・ファロン中尉は、ある爆破作戦で罪のない子どもたちを巻き込んでしまう。その悲劇に深い罪悪感を抱いた彼は組織を離れようとする。しかし、警察だけでなく、裏切り者としてIRAからも追われる身となった彼は、国外へ逃れる手段を求めて、犯罪組織のボス・ミーアンから「最後の仕事」として暗殺を依頼される。仕事自体は成功するものの、現場をダコスタ神父に目撃されてしまう。ファロンは神父が事件を通報できないよう、懺悔の秘跡を利用して自ら罪を告白するが、それを神父の姪で盲目のアンナも知ることとなってしまう。そんな二人をかばうファロンに対し、ミーアン一味が動き出し……。 感想: 切れ味のいい文体、アクションのテンポ、そして何よりハラハラさせる展開に、自然と読むペースが上がり、ページをめくる手が止まらなくなりました。物語は、自らの過去から逃れられないファロンの苦悩を軸に、彼の告解を聞いたダコスタ神父と姪のアンナとの交流を通して、単なる「凄腕の殺し屋」ではなく、暴力しか知らなかった主人公の心が少しずつ変化していく過程が丁寧に描かれています。さらに、神父自身にも戦場で人を殺めた過去があり、盲目の姪や敵対する登場人物たちもそれぞれ個性が際立っていて、最後まで引き込まれました。 ラストは、物語全体を覆う雨の背景描写と、「はたして人は過去の罪から救われるのだろうか」という作品に通底するテーマが見事に重なります。そして、最後の一行がタイトルと結びつく幕切れは、物悲しい余韻を残しながらも実に秀逸でした。 追記: 直前に読んだV・S・ナイポール『ミゲル・ストリート』に出てきた詩人のワーズワースの名前が、こちらにも出てきてビックリです。読書していると、不思議な出会いがあるものですね。 覚書: ハイデッカーとヒムラー ワーズワースの詩 J.S.バッハ『プレリュードとフーガ、ニ長調』 聖アウグスチヌス『神の国』 T.S.エリオットの詩『うつろな人間たち』 エズラ・パウンドの詩 モーリス・ラヴェル『亡き王女のためのパヴァーヌ』 正誤: p.160の2行目: おれは違うそ。→おれは違うぞ。 p.161の12行目: 煙草の火をつけた。→煙草に火をつけた。
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ジャック・ヒギンズの名作冒険小説『死にゆく者への祈り』です ジャック・ヒギンズといえば『鷲は舞い降りた』があまりに有名なんですが、ヒギンズ本人は自身のベストとしてこちらを挙げたそう ありがちでシンプルなストーリー展開 そうなんです「ありがち」 でもねこれってとんでもないこと...
ジャック・ヒギンズの名作冒険小説『死にゆく者への祈り』です ジャック・ヒギンズといえば『鷲は舞い降りた』があまりに有名なんですが、ヒギンズ本人は自身のベストとしてこちらを挙げたそう ありがちでシンプルなストーリー展開 そうなんです「ありがち」 でもねこれってとんでもないことなんですよ! 刊行が1971年ですからね つまりこの作品を「ありがち」って感じるっことは、この後に出版された冒険小説にどんだけ影響与えてるかってことなんですよ! すごいんです しかもシンプルなのに奥深い そして、この作品の最大の魅力はとんでもなく魅力的な登場人物たちなんです 主人公の元IRA兵士ファロウ、彼の殺しを目撃してしまうダコスタ神父、その姪で盲目の美少女アンナ、娼婦のジェニー、敵役となる葬儀屋で裏社会のボスミーアン それぞれがとんでもない輝きを放ってるんです 特に主人公のファロウがかっこよすぎ! 哀しい!哀しいけどカッコいい 凄いのは登場人物それぞれ、そこまで深く描写してないんですよ ちょっとしたセリフや行動からキャラクターの濃さみたいなんがブワーっと香ってくるんですよ 一行に三行分くらいの情報が詰まってる感じ あとあと「雨」の描写が秀逸 THEロンドンです!(なにそれ) そして結末も哀しい!哀しいけど良い! そりゃあ何十年も残るわ
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元IRA将校のおたずね者マーチン・ファロンは、逃亡用のパスポートや切符と引換えに殺しの依頼を請負った。仕事自体は簡単にすんだ。が、たまたま現場に居合せた神父とその姪のため、やがて彼は冷酷な依頼主と対決するはめに……。拳銃だけをよすがに血と暴力の世界をさすらう一匹狼の姿を熱く謳い上...
元IRA将校のおたずね者マーチン・ファロンは、逃亡用のパスポートや切符と引換えに殺しの依頼を請負った。仕事自体は簡単にすんだ。が、たまたま現場に居合せた神父とその姪のため、やがて彼は冷酷な依頼主と対決するはめに……。拳銃だけをよすがに血と暴力の世界をさすらう一匹狼の姿を熱く謳い上げる! ヒギンズ祭りで、再読を続けてきたが、やはりこの作品は完成度が高い。他の作品との差はどこから生まれたのだろうか。 翻訳されていない作品の中に、ニック・ミラーを主人公にした警察小説の三部作がある。勝手な想像だが、おそらく、本作の登場人物と同一ではないか。 92歳で逝去と聞いた。ご冥福をお祈りします。
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