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宣告 文字拡大版(中) 新潮文庫
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宣告 文字拡大版(中) 新潮文庫

加賀乙彦(著者)

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935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/03/22
JAN 9784101067155

宣告 文字拡大版(中)

¥935

商品レビュー

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2025/08/29

生と死の狭間の細い道を歩き続ける主人公。死刑囚という境遇を同じくするもの達が一人二人と消えてゆく。 本編では悪とは何か、なぜ犯罪へと走るのかを問うように、主人公の生い立ちから現在に至る経過が本人の手記によって語られる。次章では看守や医師といった拘置所で働く人々の目に映る拘置所の日...

生と死の狭間の細い道を歩き続ける主人公。死刑囚という境遇を同じくするもの達が一人二人と消えてゆく。 本編では悪とは何か、なぜ犯罪へと走るのかを問うように、主人公の生い立ちから現在に至る経過が本人の手記によって語られる。次章では看守や医師といった拘置所で働く人々の目に映る拘置所の日常を通じて囚人の置かれる異質な世界が描かれている。「死にたいと希い続けた人間が死を間近にして思い違いに気が付いたのだ」の一文が囚人の心理を端的に表わすと同時に、人の本質とも言える生への執着が錯綜し渦巻く日常を想像させる。 下巻へ続く

Posted by ブクログ

2023/09/18

作品の中心となる死刑確定者・楠本の青年期から犯行、逮捕に至るまでが、破滅的で暗黒な心理描写を交えとんでもない濃度で語られる。 宿直の医官達の微妙な人間関係やジレンマ、確定者達の生きるモチベーションや心の動きなど、伝えられる情報はとにかく多岐に渡り、ただただ息を呑む。

Posted by ブクログ

2023/02/17

本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 死を宣告されて独房で過ごす青年の、苦悩する魂の劇を描く、極限の〈愛と死の物語〉。 T大を卒業した楠本他家雄は、自堕落な生活を続けた挙げ句、バーで証券会社の外交員を絞殺する。その楠本は拘置所に入ってからカトリックに回心し、彼の手記に感...

本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 死を宣告されて独房で過ごす青年の、苦悩する魂の劇を描く、極限の〈愛と死の物語〉。 T大を卒業した楠本他家雄は、自堕落な生活を続けた挙げ句、バーで証券会社の外交員を絞殺する。その楠本は拘置所に入ってからカトリックに回心し、彼の手記に感動した心理学を専攻する女子学生と親密な文通を始めていた。淡々と過ぎて行く日常のなか、連続女性暴行殺人犯の砂田の死刑が執行される。死を宣告されて独房で過ごす青年の、苦悩する魂の劇を描く〈愛と死の物語〉。全三巻。 ---引用終了

Posted by ブクログ