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偏愛文学館 講談社文庫
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偏愛文学館 講談社文庫

倉橋由美子【著】

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偏愛文学館 講談社文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/07/14
JAN 9784062760928

偏愛文学館

¥523

商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2022/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

倉橋由美子さんのお眼鏡に叶った本の数々。読みたい本が増えました。 かなり辛辣だけど倉橋先生の審美眼なら信頼できます。倉橋先生もわりとジャンル拘らず乱読されてるな。 全くの未読なので吉田健一作品が気になりました。

Posted by ブクログ

2014/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10年ぐらい前に亡くなった倉橋由美子さんの書評集。評者である倉橋さんの偏った趣味と嗜好がこれでもかと詰め込まれていて、まさに「偏愛」ぶりを楽しむための書評集です。 恐らく今では入手困難な本もあるんだと思いますが、有名どころからマイナーな作家まで、和洋中織り交ぜて紹介されているので、面白そうな作品を見つけるには事欠きません。自分が知らない分野の小説を開拓するには便利な本かと思います。

Posted by ブクログ

2013/04/23

没後に刊行された書評集の文庫版。 「ああ、あの調子だなぁ」(笑)と、 エッセイ選集『毒薬としての文学』を思い出しながら読み進めた。 俎上に載った本のうち既読は三分の一ほどで、 自分の読書経験の貧しさを再認。 石川淳の現代語訳「新釈雨月物語」には 訳されずに切り捨てられた箇所がある...

没後に刊行された書評集の文庫版。 「ああ、あの調子だなぁ」(笑)と、 エッセイ選集『毒薬としての文学』を思い出しながら読み進めた。 俎上に載った本のうち既読は三分の一ほどで、 自分の読書経験の貧しさを再認。 石川淳の現代語訳「新釈雨月物語」には 訳されずに切り捨てられた箇所がある、とは知らなかった。 倉橋氏はその切り捨てを「浅慮」(p.32)だとバッサリ。 でも、大好きなジュリアン・グラック『アルゴールの城にて』が 絶賛されていて嬉しかった。 これを機に、手を出しそびれていた『シルトの岸辺』を読んでみようかと 思い立った。

Posted by ブクログ

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