商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2008/07/10 |
JAN | 9784480424617 |
- 書籍
- 文庫
文藝怪談実話
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文藝怪談実話
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
文豪たちが経験した実際の怪談話。 怪談話の途中に死んだ人の怪談を、色んな人が話してるのが面白い。当時流行った怪談なのかな?と。
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ううむ。微妙。 最初の100頁くらいは、なかなかに怖くて夜に読むのは辛いかなあと思ったのだけれど、後半になればなるほどに後書きにあるような『虚実皮膜』が目について、読むのが少々かったるくなってしまった。 とはいえ、普段はあまり読むことのない明治から昭和初期の文豪たちの文章は興味深...
ううむ。微妙。 最初の100頁くらいは、なかなかに怖くて夜に読むのは辛いかなあと思ったのだけれど、後半になればなるほどに後書きにあるような『虚実皮膜』が目について、読むのが少々かったるくなってしまった。 とはいえ、普段はあまり読むことのない明治から昭和初期の文豪たちの文章は興味深く、自分の嗜好に合う合わないがあからさまに感じられるものだなと少しだけ感心してしまった。 興味深かったのは、『田中河内介』にまつわる不思議な出来事にまつわる怪談話で、同じ逸話が語り手によってかなり違っているという妙さがあった。実話だと述べるには、食い違いが大きく。創作にしては、わざわざそんなちぐはぐさを設けるのは不自然で、これいくつもの逸話全体を通しての実話怪談であろうかと考える次第だ。
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実際に文豪が体験した実話怪談話を集めた一冊。 やはり同じ怪異を複数の視点で書いている作品が面白いですね。遠藤周作の話は三浦朱門と二人で体験した話しかり、田中河内介の話しかり。 「田中河内介の話」は畳みかけるように次々と色んな人の異聞を読み進めていくと、だんだん読んでるこちら側もこ...
実際に文豪が体験した実話怪談話を集めた一冊。 やはり同じ怪異を複数の視点で書いている作品が面白いですね。遠藤周作の話は三浦朱門と二人で体験した話しかり、田中河内介の話しかり。 「田中河内介の話」は畳みかけるように次々と色んな人の異聞を読み進めていくと、だんだん読んでるこちら側もこんなヤバイネタの真相暴露を読んでて大丈夫なのかしら…とジワジワ不安が押し寄せてくる面白さ。 小林秀雄が書いた「菊池寛」の幽霊話も面白かった!(それ以前に、まずこのエッセイが菊池寛論になっているのでそれ自体が面白い)
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