商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2008/07/20 |
| JAN | 9784334751609 |
- 書籍
- 文庫
アンナ・カレーニナ(2)
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アンナ・カレーニナ(2)
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商品レビュー
4
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情欲のまま恋に突き進むアンナの物語と、悩みながらも、意欲的に農業経営を模索するリョーヴィンの物語がそれぞれ進展します。結婚生活が破綻したら、離婚すればいいのに簡単にできないところが大変。当時のロシアでは、離婚の手続きに教会が関与するそうです。(離婚後、もと夫存命中、妻は再婚できな...
情欲のまま恋に突き進むアンナの物語と、悩みながらも、意欲的に農業経営を模索するリョーヴィンの物語がそれぞれ進展します。結婚生活が破綻したら、離婚すればいいのに簡単にできないところが大変。当時のロシアでは、離婚の手続きに教会が関与するそうです。(離婚後、もと夫存命中、妻は再婚できない) アンナと夫のバトルは、すごかったです。不倫関係のアンナとヴロンスキーの心理状態は、温度差がありました。 リョーヴィンとキティが再会し心が通う描写は、2巻の中でホッとできた良い場面でした。 (2026.2.15 読了) 3巻へ 以下、あらすじなどのメモ ・アンナは夫に浮気の全てを打ち明ける→夫のカレーニンは離婚を考えるも、世間体や名誉を考え踏ん切りつかない→アンナが死にそう!という電報→妻の死を願ってしまうカレーニン、しかしアンナの変化を見て、全てを許すことにしたが...... ・アンナの恋人ヴロンスキー、自殺を図るが未遂に終わる。 ・アンナ、女の子を出産→アンナの気持ちの変化→カレーニン、いったん許すも...... ・リョーヴィン、農業経営に悩みつつも意欲的 キティと再会!2人の今後に期待‼︎
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結婚イコール幸せではないし、恋愛イコール幸せではない。リョーヴィンとキティは幸せそうで良かった。カレーニン、そんなに悪い人じゃなさそうなのにヴロンスキーじゃないとダメだったのかしらと思いながら読んでいる。
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リョーヴィンとキティの偶然の再開。彼女がこちらを見つけた時の一瞬の輝いた目を見てもう一度確信する。自分には彼女しかないと。このシーンがとてつもなく好きだった。 リョーヴィンを軸とした田舎の描写、恋愛描写は、ナボコフをはじめとした一定数の読者から不評とのことで、確かに一理あると思...
リョーヴィンとキティの偶然の再開。彼女がこちらを見つけた時の一瞬の輝いた目を見てもう一度確信する。自分には彼女しかないと。このシーンがとてつもなく好きだった。 リョーヴィンを軸とした田舎の描写、恋愛描写は、ナボコフをはじめとした一定数の読者から不評とのことで、確かに一理あると思った。アンナを取り巻く環境に比べ、リョーヴィンの恋愛は生ぬるい。確かにアンナとカレーニン、そしてヴロンスキーらのそれぞれの心情描写、何に悩んでいるかを考える方が有意義なように見える。 カレーニンはアンナの不倫を離婚などという、かえって妻が得するような形で罰するのではなく、別の形で、しかも世間に知られることなく罰したいと考えていたが、我慢できなくなる。 しかしアンナが死にそうになった際、いっそアンナが死んでくれれば良いとさえ願ったものの、いざ妻の姿を見ると、自分がアンナを心から憎むことができないと悟り、そんなことを願った自分を悔いてアンナとその不倫相手ヴロンスキーをも許す。 ここのシーンがあまりにも深い。議論の余地を多分に残している。実際、この時のカレーニンにヴロンスキーは驚き、どう対応して良いかわからなくなってしまい、銃で自殺未遂するほど追い込まれている。 世間体で離婚したくないという単純なものではなく、「離婚してしまえば妻が本当の意味で破滅してしまう」ということを懸念して離婚できずにいたのがカレーニン。リョーヴィンではなく、カレーニンこそ第二の主人公に相応しいように思えてきた。 アンナとヴロンスキーがいくら逃避行しようとも、この後も誰も幸せにならない未来が見える。
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