商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/07/04 |
JAN | 9784048671224 |
- 書籍
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商品レビュー
2.8
9件のお客様レビュー
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面白かったです。 現在は、どのサイトでも完売のため、古書で入手しました。感想とは関係ないですが、「新品?」と見まごうな状態の良い本が届き、余計に気持ちよく最後まで読めました。 私は雪代先生の作品は好きで、ちょくちょく読みますが、「両性具有もの」は初めてです。 古い村を支配する由緒ある一族海棠家には、「天使」なる存在が生まれる。 それこそが両性具有者であり、当代の海棠家の当主の花嫁となり、当主や家を更に栄えさせる存在となる―。 そういう因習のある家の分家に、「天使」として生まれた羽根。 「天使」は昔から山奥の座敷牢に監禁されて過ごし、生涯をそこで終わるとされていたにも拘わらず、当代の当主冬月が幼い羽根を外に出した。 以来、羽根と冬月、その弟日夏と三人、町の古い洋館で暮らしている。 自分の体の秘密に悩む羽根に、冬月は親しくていた日夏に近付いてはいけないと厳しく言い渡し、、、 結果として、羽根を間に冬月と日夏の兄弟が三角関係で対立しているといえば良いのでしょうか。 藤堂家の家長として絶対的権限を持つ冬月、兄に激しい敵愾心をいだく日夏。 面白くて、すらすらと読めましたが、ただ冬月の最後の煮え切らない態度だけが疑問です。 あれで、彼なりに諦めたことになるのかなぁ。 最後の方で日夏が言う通り、あのまま話がもし続いていったら、また冬月が何か仕掛けてきそうで、怖いです。 ただ、作者さんも言っておられたように、あの後も二人は幸せに暮らしたということなので、それは気にしなくて良いのかもしれませんね。
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両性具有を題材にした珍しい作品。 みろくことこさんのイラストにひかれて購入。 内容としては、色々盛り込まれているなぁと感じた。 そこが面白くもあり、展開を早めてしまった原因なのかなぁ。 すごく執着されていて、メインの二人はどうやってくっつくのだろう、ここからどうなっていくのだろう…!とドキドキしていたのですが、引き際はとてもあっさり。そこがとても残念。
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粘着性な兄の愛と、乱暴だけど不器用な弟の愛。 ふたなりちゅうもんは、前も後ろも喪失してこそ、色々な感情とか生まれるおいしいシチュだのに…。しかも、アレが無くなる前に致しとけ。理性が勝つヘタレな攻めなんていらない…!
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