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いくさ物語の世界-中世軍記文学を読む 中世軍記文学を読む 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/06/23 |
JAN | 9784004311386 |
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いくさ物語の世界-中世軍記文学を読む
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いくさ物語の世界-中世軍記文学を読む
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
だいたい授業と一緒。日本中世のいくさ物語の特色が書かれている。いくさ物語はしっかり読み込めばとても面白い話なんだろうということはとても伝わってくるのだが、如何せん私自身が人物関係を整理できていないため混乱する。
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「保元物語」「平治物語」「平家物語」「承久記」を内乱期の史料としてではなく、あくまでも物語が成立した時点での人々の意識が反映した文学作品として分析。
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- ネタバレ
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[ 内容 ] 平安末期に始まる内乱の時代の経験は、いくつもの「いくさ物語」となって語られていった。 そこでは英雄が華々しく活躍し、合戦が生き生きと描かれる一方で、敗者や女たちの悲痛な姿が胸を打つ。 『保元物語』『平治物語』『平家物語』『承久記』の代表的4作品を縦横に行き来しながら、そこに時代の刻印を受けた文学の誕生を読み取っていく。 [ 目次 ] はじめに 序 章 いくさ物語の読まれ方(1 歴史として 2 叙事詩として) 第一章 力を渇望した時代―いくさ物語の背景(1 武芸を身につける上皇 2 自信にあふれる武士たち 3 超越する英雄・為朝の描かれ方 4 武士的貴族の登場) 第二章 戦いの面白さを語る―勝敗劇への関心(1 義経の二つの顔 2 ドラマとしての戦闘場面 3 策戦会議に現れる時代の意識 4 武勲話の成長) 第三章 いくさは何をもたらしたか―結果への視線(1 凄惨な現実と物語の表現 2 いくさの時代と女たち 3 若者たちの死 4 熊谷直実の不幸) 第四章 物語の生まれるところ―異次元の世界へ誘う技法(1 一の谷の合戦の虚構 2 史実から対立軸を引き出す 3 起死回生のヒーローたち 4 時間を操作する) 第五章 求められたものは―戦争の体験から(1 もののふとしての父の苦悩 2 母の悲しみ 3 男女・兄弟の仲 4 さまざまに描かれる主従愛) 第六章 いくさ物語の強さ―時代を超えて(1 歴史の不条理性の自覚 2 恨みは超えられるか 3 おのれの誇りのために 4 人と世の新たな理解) あとがき 読書案内 系図 「いくさ物語」関連歴史年表 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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