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いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え 講談社+α新書
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いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え 講談社+α新書

石川真理子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/06/21
JAN 9784062725088

いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神

¥880

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2025/09/12

武士道めちゃくちゃ興味あるけど、難しそうだなという思いから読みやすそうなのでこちらを読んでみた。武家の精神を貫いた祖母の教えを武士道と重ねながら。 ここのところ読んだ啓発本よりも自分に必要な教えや真理が沢山詰まっていた。 ・他者に気遣いをさせたり心配をかけたりすることは失礼。自...

武士道めちゃくちゃ興味あるけど、難しそうだなという思いから読みやすそうなのでこちらを読んでみた。武家の精神を貫いた祖母の教えを武士道と重ねながら。 ここのところ読んだ啓発本よりも自分に必要な教えや真理が沢山詰まっていた。 ・他者に気遣いをさせたり心配をかけたりすることは失礼。自分個人の気分や機嫌で相手を振り回すことは思いやりに欠ける行動。 ・笑う門には福来るは真実。 ・あの世に持っていくことができないものをやたら持つものではない。持っていくことができるのはこの世の想い出くらい。 ・評価を他者に求めない。他の人がどう思おうと自分が納得できればそれが最良のこと。 ・できるかできないかなんて考える暇もなかった。なんだってやればできるもの。物事には時機がある。今こそ行動する時と察したらつべこべ言わずに実行する。一度これと決めたことに物を言うのは弱腰。己の弱さを誤魔化すために口を動かしているに過ぎない。 ・見てみぬふりは卑怯者、臆病者。困っている人を目にして助けなかったら、みなかったよりももっと悪い。それは自分を見捨てるに等しい。良心がそれだけ失われるのだから。 ・厳しい意見を突きつけられるのは辛い。辛いことや苦しいことの向こうに成長がある。 ・大切なのは人がどう行動したかではなく、自分がどのような行動を起こすか。人に尽くすことは失うことではなく得ること。損得で考えたら尽くすことなどできない。 ・努力は涼しい顔で、世のため人のためになることは呼吸するように行う。 ・自分の能力に決して満足しない。階段を上ったら後ろを見ない。いつでも上を見て自分がどんなに低いところにいるか思い知る。そしてさらに上るために努力をする。 ・武士道では気分や感情、目先の欲望に打ち勝つこと、自分自身を乗り越え、さらに成長することを克己という。己を克服する生涯の心がけとされる。 ・転ばなければ拾えないものがある。失敗しなければ成功を知ることはできない。転ぶことによって拾うものは無限にある。転んだぶんだけ立ち上がる力がつく。 ・だめだとか無理だとか決めるのは自分。乗り越えるのだと決めてかかれば意外とできてしまうもの。 ・人は志や希望あってこそ前へ突き進んでいける。 ・できるかできないかのちがいは、するかしないかのちがいでしかない。

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2023/08/09

373 石川真理子 作家・武士道研究家・書籍クリエイター/日ノ本塾主宰。昭和41年(1966) 東京都出身。祖父方が仙台藩士、祖母方が米沢藩士という武家の家系に生まれ、明治生まれの祖母から武家に伝わる薫陶を受ける。文化女子大(現・文化学園大学)卒業後、大手出版社の編集プロダクシ...

373 石川真理子 作家・武士道研究家・書籍クリエイター/日ノ本塾主宰。昭和41年(1966) 東京都出身。祖父方が仙台藩士、祖母方が米沢藩士という武家の家系に生まれ、明治生まれの祖母から武家に伝わる薫陶を受ける。文化女子大(現・文化学園大学)卒業後、大手出版社の編集プロダクション勤務。独立後は広告・雑誌・書籍における文筆活動の他、出版プロデュースを手がける。一方で、武士道や武家の生活文化を独自に探究、執筆やセミナーを通じて日本精神や伝統について啓蒙活動を行っている。令和2年より筆名「一ノ世 真理子」を併用。 特に立つときの姿勢は、すべての基本となります。弓道をはじめた知人が、最初の稽古では正しい姿勢を身につける練習ばかりを一時間以上も指導されたと話していました。弓道に限らず、バレエやジャズダンスでも同じことでしょう。 「本や先生だけが物事を教えてくれるわけじゃない。お庭をごらん、土や草花、木を見てごらん。この世にあるものは何だって大事なことを教えてくれるもの。悲しいできごとだって何かを教えようとしているのですよ。そうしたものからちゃんと学べるようになってこそ、 人は本物の知識を得る、それがその人の本物の財産なのですよ」 祖母の言葉にしたがって歴史を学んでみると「温故知新」という言葉が確かだということも知りました。歴史は繰り返すといいますが、歴史を知ることによって先を予見することが できるようになるようです。また、日本の歴史を学ぶことによって日本人としてのアイデン ティティーを持つようになりました。 この話は祖母の「目に見えないものを読みとりなさい」という言葉を思い出させました。 「あらゆる物事には大事なことが隠されているものだよ。おまえはその目には見えないものをちゃんと読みとれる人になりなさい」 ごく簡単な例を挙げると「お米を食べるときは、これを作ったお百姓さんを思い、感謝しながらいただきなさい」というようなことです。かつては誰もが親からいわれたことではないでしょうか。 絵画でも、書でも、それを観ることによって作者が表現している思いや世界観やメッセージを読みとります。小説であれば文章によって繰り広げられる物語の向こう側にある主題を読むのです。 武士道が書物となったのは明治時代のことです。 新渡戸稲造の名著『武士道』は、明治三三年にアメリカで出版されるや大反響を巻き起こ しました。その後、世界各国で翻訳され、八年後には日本でも出版されました。 『武士道』には武士の道徳観がまとめられています。孔子の教えである「五常の徳」に忠・ 孝・慨を合わせた「八つの徳」を人の倫理としています。 「五常の徳」とは「仁=思いやり」「義=正義」「礼=礼儀」「智=歓響」「信=信頼」のこと えいち をいいます。そこに「忠=いつわりのない心」「孝=親兄弟を大事にする」「悌=年長者に敬意を払う」が加わりました。

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2020/01/12

〇「なんですか、そのお顔は。鏡で見てごらんなさい。どんなによいお顔をしているか」(p24) ☆この場合の、よいお顔、というのは、もちろんむすっとしたよくないお顔のこと。 いつでも、明るく優しく穏やかな表情を心掛ける。 意識していても、なかなか難しい。 〇ヘアメイクアップアーテ...

〇「なんですか、そのお顔は。鏡で見てごらんなさい。どんなによいお顔をしているか」(p24) ☆この場合の、よいお顔、というのは、もちろんむすっとしたよくないお顔のこと。 いつでも、明るく優しく穏やかな表情を心掛ける。 意識していても、なかなか難しい。 〇ヘアメイクアップアーティストの友人の話では、毎日何度も鏡を見て、自分を好きになることが美しくなる第一歩だそうです。(p27) ☆自分のことを好きになる。 〇「遠い目」というのは、歩くときと同様、目線を数メートル先におくのです。 ☆できるだけ離れたところを見るともなしに眺める。 普段の目線から意識しよう。 〇譲ることによって一歩先へ進めるのです。またひとつ、徳のある人間に近づくことができるということですよ。(p94) ☆気持ちよく譲れる人間でありたいなあ。 〇歩けば歩くほど、おのれの足が鍛えられ力がつくように、尽くせば尽くすほど得るものがあるのだえ。(p118) ☆自分がどのような行動を起こすのか、が大切。相手は関係ない。 〇努力は涼しい顔でなさい。世のため人のためになることは、呼吸するようになさい。それが徳ある者というものです。(p132) ☆呼吸するように、だからいかに自然にするか。 〇大いに転びなさい。転ばなければ拾えないものがあるのだえ。転びもせずに歩き続けることのできる者などこの世に一人もいはしないが、もしいたとしたら、それはたいそう気の毒。何ひとつ拾わずに通り過ぎてしまうのだからね。(p149) ☆これがなかなかできないことだよね。できれば失敗したくない・・とおもってしまう。けれど、大切なのは失敗するのは当たり前で、それをどうするか。次にいかさなければ失敗しただけ。次に生かせば経験となる。

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