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勤勉の哲学(その2) 日本人を動かす原理 ノン・ブックノン・セレクト
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2008/07/01 |
JAN | 9784396500979 |
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勤勉の哲学(その2)
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日本人はなぜに勤勉なのかを考察する本です。 その答えは、鈴木正三(しょうさん)と石田梅岩に求めるものです。 心学の石田梅岩は知っていたが、鈴木正三は知らなかった。江戸初期の旗本で、「仏法則世法ナリ」をとなえた、禅僧でもあり、思想家でもあった。その根本は働くことも、即、仏教の修行と...
日本人はなぜに勤勉なのかを考察する本です。 その答えは、鈴木正三(しょうさん)と石田梅岩に求めるものです。 心学の石田梅岩は知っていたが、鈴木正三は知らなかった。江戸初期の旗本で、「仏法則世法ナリ」をとなえた、禅僧でもあり、思想家でもあった。その根本は働くことも、即、仏教の修行と同じであることである。 気になった点は以下です。 ・日本の歴史のほぼ全期間を通じて、日本人の殆どすべてが農民であり、それも稲作を中心とした農民であったという事実である。日本の神話や万葉人の宗教から類推するに、自然に順応することを当然とする思想であった。 ・中国から日本に伝わった儒教・仏教は、三教といって、道教、儒教、仏教が融合したものだった。 ・だが、その教えが日本に定着するにあたって、そのままその地に定着するということはない。 ・鈴木正三は、儒教と仏教をベースとして、それに、日本の自然の思想、神道を融合した。それを三道。三位一体という。 ・鈴木正三は、勤勉なる哲学の祖となった。三位一体は、石田梅岩の心学を生み出し、大衆化していく。西洋のプロタンティシズムと同様、実践をともなった日本的思想は、勤勉の哲学となって明治の時代へと受け継がれていく。 ・治教一致:徳川幕府は、法治ではく、徳で世を治めようとした統治思想である。 ・心学:人間の基本となるものは、個であり、その中心は心であるもの。日本人は、集団な民族であると同時に、個を心学で取り入れた。心学は個と集団を融合しようとしたのである。 ・世に人多しといえども、おのれを知る人稀なるべし。自分自身を知れ、といっている。 ・自分で自分を裁く 情状酌量。自らを裁く。こんなに本人が反省しているのにこれ以上罰を加えるのは非人道的だ。という思想。天からすでに罰せらえたと考える。 目次 第1章 勤勉の哲学以前 第2章 「肯定的革命」と治教一致 第3章 日本的思想の枠組 第4章 鈴木正三と日本的資本主義の精神 第5章 日本人の仕事観 第6章 世法・仏法と正三 第7章 正三・梅岩とその思想背景 第8章 石田梅岩の世界観 ISBN:9784396500979 出版社:祥伝社 判型:B6変 ページ数:344ページ 定価:1100円(本体) 発行年月日:2008年06月 発売日:2008年06月20日 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHC 国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX 国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ
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