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番号のいれずみ
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番号のいれずみ

ジャン=ピエール・ヴィトリ(著者), マニュエル・グラシア(著者)

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番号のいれずみ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平和のアトリエ
発売年月日 1990/03/01
JAN 9784938365103

番号のいれずみ

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2023/07/04

第二次世界大戦でナチスの捕虜だったおじいちゃんは、住んでいる場所が違うというだけで争う子どもたちの様子に胸を痛め、腕のいれずみについて聞かれたことをきっかけに、強制収容所での体験を子どもたちに聞かせます。 子どもたちが1番気になるであろう、いれずみがどんな様子で入れられたかについ...

第二次世界大戦でナチスの捕虜だったおじいちゃんは、住んでいる場所が違うというだけで争う子どもたちの様子に胸を痛め、腕のいれずみについて聞かれたことをきっかけに、強制収容所での体験を子どもたちに聞かせます。 子どもたちが1番気になるであろう、いれずみがどんな様子で入れられたかについては結局語られないのですが、強制収容所に移送されるまでの劣悪な環境、人として扱われず番号でしかなかったこと、諦めて死にたくなるくらいまでに精神的にも身体的にも追い詰められた悲惨な日々が語られていきます。 途中、子どもたちのチャチャが入って現実とおじいちゃんの話が混じる場面がわりと多く、その分やけに絵本が長くなっているのが気になりましたが、そのためか暗くなりすぎず、わかりやすく、でもはっきりと事実を伝えてくれます。 巻末には、主な絶滅収容所と副収容所の分布図があり、その多さと範囲の広さにぞっとします。 読み聞かせは、説明も挟みながらなので30分×2日間かかりました。 子どもは衝撃を受けたようで、その後もふと感じたナチスへの疑問などを口にしたり、やるせなさを感じて納得がいかない様子。戦争への理解が深まったようです。

Posted by ブクログ

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