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機動戦士Zガンダム(第1部) カミーユ・ビダン
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機動戦士Zガンダム(第1部) カミーユ・ビダン

富野由悠季(著者)

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機動戦士Zガンダム(第1部) カミーユ・ビダン

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1985/02/19
JAN 9784062018807

機動戦士Zガンダム(第1部)

¥968

商品レビュー

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2025/12/15
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初読。結果として読まずにいたが、『リーンの翼』や『オーラバトラー戦記』は読んでいたのでトミノ文献を避けていたわけではない。 読まなかった理由としては、Zガンダムの物語が好きではなかったからだと思う。登場するMSは今はどちらかというと嫌いだが、当時は好きだった。しかし、物語については当時でもどうかと思っていた。連邦軍内の内輪揉めというわかりにくい構図をではない。ダンバインやエルガイムと混じってしまい、NT能力がオカルトに傾きすぎたと感じた。ファンタジーですらない。オカルトだ。虚構のリアリティ。ダンバインならオーラ力、エルガイムならバイオリレーションという理屈があったが、ZガンダムのNT能力にはなかった。そうする必要もなかったのにオカルトにされてしまった。 そのへんのことはもうどうでもよくなったので、読む気になれた。読めばまあ、おもしろい。 映像で見たカミーユには、こいつが主人公でいいのかという戸惑いがあった。文字で見るカミーユも狂犬としか言いようがない。 しかし、肯定できる要素はあって、そのひとつは武術を半端に習得した者はさまざまな意味で危険であるということだ。自己肥大もある。その次に来るのは事態への反射で、これが制御できないと暴力を暴発させてしまうことになる。 母親を殺されたシーンで理解した。カミーユは幼かったのだ。 TV版を見た理解だと、対ティターンズ組織としてのエゥーゴだったが、小説版では対エゥーゴ組織としてのティターンズとなっている。そう記されていながらまた、TV版のようにティターンズが先、エゥーゴが後みたいな論調になっている。著者も錯誤していたのか。 著者、プロップが大好きなのがよくわかる。うきうきしながら宇宙世紀の日常を描いているのがわかる。しかし1980年代当時では発想に限界があったようだ。カメラで撮影した画像をフィルムではなくデータで保存するというアイデアは思いつかなかったとみえる。少なからぬSF作家も同様であり、総括すると、デジタル化ということに知見を持ち得なかったという印象である。紙への信仰が強い。あまり便利なものを創作すると、ドラえもんのひみつどうぐになってしまうと思ったのかもしれない。 アーガマの居住ブロックの説明などは、シーンを用意してまで説明したくてたまらなかったのだろうと感じられる。 シャアは、隙あらば容姿やセンスが褒められる。地の文で。目であったり髪であったり酒の好みであったり。 ネーミングセンスから、ブレックス准将は一年戦争に憧憬を抱いているらしいと知れる。ホワイトベースの名を継承させようとして支持されずアーガマというインド由来の名前を押し付けられたり、名称未設定(モビルスーツの名前はニックネーム的な位置づけらしい。軍的には形式名称が正式名称で、現場での運用のために愛称が必要ということか?)のMSにガンマ・ガンダムと名付けようとしたり。とはいえ、そう語ったブレックス准将に脊髄反射で応答してリック・ディアスという名をでっち上げてみせたシャアもどうかと思う。その名にまったく意味はなく、バーソロミュー・ディアスから取ったとか言ってる。著者の名付けエピソードをそのまま採用したような。 劇中にてリック・ディアスはドムの系譜だと言われている。ガルバルディはリック・ドムの後継だそうで。前者はさておき、後者はゲルググかと思ってた。 ニュータイプという言葉は、連邦の勢力下では用いられないらしい。アングラな刊行物などで知られるものらしい。 なんでかレコアの解像度を上げてくる。一巻の展開だと特に意味はないように思えるが、あとで効いてくるのだろうか。 精鋭だとされたティターンズが、ガンダムMk.IIを奪取された事件が初の実戦だという。 エマは自身の行動が敵前逃亡という理解があった。ティターンズはもとより、連邦軍にも戻れない覚悟があった。 一巻は、フランクリン・ビダンの死で幕を閉じる。 p.204 『一下級将校の見た帝国陸軍』は1987年刊行。本書は1985年。となれば、別のところから軍と予算という考え方を仕入れていたことになる。 p.206 バスク・オムは政治家だという。一年戦争を経験せずに出世してきたという。マジか。 p.212 "以前のシャアならば、モンブランを楯にする作戦を実行した。" これを知ればシャアの数々の行動の見え方も変わってくる。 p.249 " しかし、軍人同士の話に若造が割りこむのはよくないという認識が、カミーユにはあった。だから、黙っていた。"  それをジェリドにやっていれば……

Posted by ブクログ