商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/06/12 |
JAN | 9784062760805 |
- 書籍
- 文庫
浄土
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浄土
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商品レビュー
3.7
39件のお客様レビュー
面白い〜 本のタイトル、浄土とはよく言うたもんや。 人に迷惑かけたり悪いことばっかりしてたらええ死に方しませんよ、ていう昔話みたいな短編集やなぁて。 とにかく出てくる男どもが屑中のクズばかりで腹立つ腹立つ。どれも身近にいそうなムカつく奴のステレオタイプな奴が勢揃いて感じで、読んで...
面白い〜 本のタイトル、浄土とはよく言うたもんや。 人に迷惑かけたり悪いことばっかりしてたらええ死に方しませんよ、ていう昔話みたいな短編集やなぁて。 とにかく出てくる男どもが屑中のクズばかりで腹立つ腹立つ。どれも身近にいそうなムカつく奴のステレオタイプな奴が勢揃いて感じで、読んでるこちらまで過去の迷惑かけられた、嫌な思い出まで思い出してしまいイライラする始末。 特に最後の自分の群像というお話に出てくる温田という男。具体的に1人の人物と被ってしまい自分でも嫌になるくらい腹たったし。 でも町田康という人は、すごく優しい人でもあるんだなといつも感じる。どんなに汚くて嫌な人間を登場させても、誰か1人はまともで人に親切にできる人を登場させてくれる。その人がまた本当にいい奴なんです。救いがいつもあるというのは嬉しい。 そしてやっぱり面白くてエンタメ性がすごい! ついでやけど、この本、表紙の坊さんの仮面が気持ち悪い。夜中に見てしまったらトイレ行くの嫌になるので、寝る前に伏せて置いてた。
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途上の作 なにを書かうかといふものがまとまらず、あてどなく書いてゐるやうに見える。一番おもしろかったのは一言主の神で、大口あけて笑ったが、ほかはあまりいいとは思はなかった。解説の松岡正剛はパンクを気取らうとしてるがよくない。関係ないシオランなんか取上げて水増ししないで、町田康だ...
途上の作 なにを書かうかといふものがまとまらず、あてどなく書いてゐるやうに見える。一番おもしろかったのは一言主の神で、大口あけて笑ったが、ほかはあまりいいとは思はなかった。解説の松岡正剛はパンクを気取らうとしてるがよくない。関係ないシオランなんか取上げて水増ししないで、町田康だけに絞って真面目に書いてほしいと思ふ。
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一言主の神が声出して笑ってしまうほど面白かった。訳が分からないほどアホくさくて一気読みしてしまった。2番目に好きなのはギャオスの話で、これもくだらなくて好き。面白い本に出会えて良かった。
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