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夏の吐息 講談社文庫
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夏の吐息 講談社文庫

小池真理子【著】

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夏の吐息 講談社文庫

638

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/06/12
JAN 9784062760706

夏の吐息

¥638

商品レビュー

3.4

33件のお客様レビュー

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2022/12/25

「肉体的な欲望をもって、精神的な愛情ももって、そのうえ、そこに言葉がほしい、って私、いつも思ってるんです。なのにそれがいつもうまくいかない。」 言葉を欲する自分がいながら、気持ちを表現しようとすればするほど、本当の思いとはかけ離れて行くような気がする。 「どう頑張って言葉を編み出...

「肉体的な欲望をもって、精神的な愛情ももって、そのうえ、そこに言葉がほしい、って私、いつも思ってるんです。なのにそれがいつもうまくいかない。」 言葉を欲する自分がいながら、気持ちを表現しようとすればするほど、本当の思いとはかけ離れて行くような気がする。 「どう頑張って言葉を編み出してみてもね、書き連ねた言葉は嘘になっている。真実ではない。ごまかしがあったり、気取りがあったり、複雑にさせたりしている分だけ、偽物にすり替わってしまっている」

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2022/08/19

過不足なく、しみじみとする短編集でした。いくつになっても恋愛に慣れることはないしいつもままならない。苦しみたくないけどそうも言ってられずこうなってしまいます。 愛と死は近いところにあるなぁ。続きがあってもここで終わっても、すべてきっと大事な記憶になります。ほんの少し不幸でも、それ...

過不足なく、しみじみとする短編集でした。いくつになっても恋愛に慣れることはないしいつもままならない。苦しみたくないけどそうも言ってられずこうなってしまいます。 愛と死は近いところにあるなぁ。続きがあってもここで終わっても、すべてきっと大事な記憶になります。ほんの少し不幸でも、それもまた悪くはないです。

Posted by ブクログ

2022/08/03

夏に読もうととっておいた小池真理子4作目。 男女ではあるけれどただの夫婦とか恋人ではない色々な愛の形の短編集。 個人的には【月の光】の関係がすき。 『今、月がきれいなんだ。』でなぜか泣けた。 そんなことを報告してくれるような【春爛漫】から言葉を借りれば『なじむ』相手がいい。

Posted by ブクログ

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