商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2008/06/12 |
JAN | 9784396334352 |
- 書籍
- 文庫
出世花
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出世花
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商品レビュー
4.1
92件のお客様レビュー
感想 納棺士みたいな仕事は昔からあったんだなぁ。 あらすじ 不義密通の妻と駆け落ちしたものを仇討ちするため、下級武士の矢萩源九郎は娘の艶と6年旅をしたが仇討ちがならずいき倒れる。 親子共に倒れたところを寺に救われるが源九郎は亡くなり、娘は縁と名前を変えて、寺を手伝う。数年後...
感想 納棺士みたいな仕事は昔からあったんだなぁ。 あらすじ 不義密通の妻と駆け落ちしたものを仇討ちするため、下級武士の矢萩源九郎は娘の艶と6年旅をしたが仇討ちがならずいき倒れる。 親子共に倒れたところを寺に救われるが源九郎は亡くなり、娘は縁と名前を変えて、寺を手伝う。数年後、桜花堂に養女として迎えられる手筈になっていたが、自ら断り、寺で死者を清める湯灌場の仕事につく。 桜花堂の主人が亡くなった際、湯灌場を行い、その後妻が逃げた自分の母親であったと告白される。 その後、苦しそうに亡くなった人が、正縁の湯灌を受けることで安らかな表情になることから、三昧聖と呼ばれ、評判になる。 女郎、棺師、武家の奥方など様々な人を安らかにあの世へ送り出す。
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出世花シリーズ ① 出世花 艶(えん)から縁(えん)へ。死人を洗う湯灌(ゆかん)。 落合螢 棺職人の岩吉。風貌の悪い彼が想い人のために守る。 偽り時雨 女郎の「おみの」が示す手がかりが、縁を真実に導く。 見送り坂暮色 兄のような存在の正念の気持ち。大事にしたものと...
出世花シリーズ ① 出世花 艶(えん)から縁(えん)へ。死人を洗う湯灌(ゆかん)。 落合螢 棺職人の岩吉。風貌の悪い彼が想い人のために守る。 偽り時雨 女郎の「おみの」が示す手がかりが、縁を真実に導く。 見送り坂暮色 兄のような存在の正念の気持ち。大事にしたものとは。 髙田郁さんのデビュー作とのこと!! いや、これはすごい!! 読みごたえもあり、お縁の真摯な気持ちで湯灌してるのが とても心に響く。 個人的には、落合螢の話が好きだったなぁー。 岩吉さんのお紋に対する気持ちも切ないし、 お紋もこの時代的にしょうがない背景を抱えたりしてたり… 本当に髙田郁さんって、スゴいね!! これ、もっとシリーズ化して欲しいー(*´艸`*)
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高田郁さんデビュー作品読んだ。さすがに上手いしその後の開花が十分納得できる短編集ですね。表題作の意味合いもよく判ります、艶から縁から正縁に名前が変わっていく意味合いが。湯灌に道を極めていくストーリーは斬新でした!今の活躍が当然のように予想できる秀作だと感じました。
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