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人間の測りまちがい(上) 差別の科学史 河出文庫
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人間の測りまちがい(上) 差別の科学史 河出文庫

スティーヴン・J.グールド【著】, 鈴木善次, 森脇靖子【訳】

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人間の測りまちがい(上) 差別の科学史 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2008/06/20
JAN 9784309463056

人間の測りまちがい(上)

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商品レビュー

3.5

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2023/01/03

2022年12月 白人男性による測り間違い、差別の歴史である。有色人種、黒人、女性は劣っている…なぜなら… 測り方、統計の計算方法の選択は自分の仮説を"証明"するように数字を容易に変容させていく。無意識のうちに自分の差別意識を正当化する研究結果を出してしまう。...

2022年12月 白人男性による測り間違い、差別の歴史である。有色人種、黒人、女性は劣っている…なぜなら… 測り方、統計の計算方法の選択は自分の仮説を"証明"するように数字を容易に変容させていく。無意識のうちに自分の差別意識を正当化する研究結果を出してしまう。 読みやすい本ではないが読むべき本だと思う。愚かな主張の歴史を辿るのはぐったりする。しかし読んでいるうちに自分の偏見による思い込みにも気付かされる。

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2014/10/26

[ 内容 ] <上> 人種、階級、性別などによる社会的差別を自然の反映とみなす「生物学的決定論」の論拠を、歴史的展望をふまえつつ全面的に批判したグールド渾身の力作にして主著。 知能を数量として測ることで、個人や集団の価値を表すという主張はなぜ生まれたのか。 差別の根源と科学のあり...

[ 内容 ] <上> 人種、階級、性別などによる社会的差別を自然の反映とみなす「生物学的決定論」の論拠を、歴史的展望をふまえつつ全面的に批判したグールド渾身の力作にして主著。 知能を数量として測ることで、個人や集団の価値を表すという主張はなぜ生まれたのか。 差別の根源と科学のあり方を根底から問いかえすための必読の古典。 <下> 進化論の第一人者にして科学エッセイストであるグールドが科学の名のもとに「人間」を測ることを徹底的に検証しつつ告発した歴史的名著。 下巻はその迫真の結論とともに知能が人種・民族によって決定されているとする『ベル・カーブ』への批判などのエッセイを収録。 あらゆる差別と偏見とたたかうために読み継がれるべき書。 [ 目次 ] <上> 第1章 序文 第2章 ダーウィン以前のアメリカにおける人種多起源論と頭蓋計測学―白人より劣等で別種の黒人とインディアン(共有された文化の状況;進化論登場以前の科学的人種差別論の二つのスタイル―人種単起源論と多起源論 ほか) 第3章 頭の計測―ポール・ブロカと頭蓋学の全盛時代(数学の魅力;頭蓋計測学の大家―ポール・ブロカとその学派) 第4章 身体を測る―望ましくない人びとの類猿性の二つの事例(我々にはみんなサルの状態があった―反復現象;我々の誰かに存在するサル―犯罪人類学) 第5章 IQの遺伝決定論―アメリカの発明(アルフレッド・ビネーとビネー尺度の本来の目的;H.H.ゴダードと精神薄弱児の脅威 ほか) <下> 第1章 IQの遺伝決定論―アメリカの発明(承前)(R.M.ヤーキーズと陸軍知能テスト―IQ時代の到来;心理学の急成長 ほか) 第6章 バートの本当の誤り―因子分析および知能の具象化(シリル・バートの事例;相関、原因および因子分析 ほか) 第7章 否定しがたい結論(実証科学として誤りを暴露すること;誤りを暴露することによる学習 ほか) 『ベル・カーブ』批判(『ベル・カーブ』;不誠実な内容 ほか) 三世紀間に見られた人種に関する考えと人種差別主義(古くから見られた思考と悪臭についての謬論;人種の幾何学 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2012/04/29

上下巻に分かれていて、量的にも質的にも読みごたえがあります。 内容は、これまで人間が人間をどのように測定して、人種や民族での分類と科学的調査を関連づけようとしてきたのかの歴史が細かく書かれています。 もう少し詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijo...

上下巻に分かれていて、量的にも質的にも読みごたえがあります。 内容は、これまで人間が人間をどのように測定して、人種や民族での分類と科学的調査を関連づけようとしてきたのかの歴史が細かく書かれています。 もう少し詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120429/1335667748

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